新着情報
2025年4月2日
第7回オンラインセミナー「気候変動に関する先住民および在来の知識:ユネスコによるアフリカおよびカリブ海におけるコミュニティ主導の調査研究」の録画を公開しました(2025年3月)
2025年2月21日に開催した第7回オンラインセミナー「気候変動に関する先住民および在来の知識:ユネスコによるアフリカおよびカリブ海におけるコミュニティ主導の調査研究」(講師:ナイジェル・T・クローホール氏(ユネスコ自然科学セクター地域・先住民知識システム(LINKS)プログラム課長))の公式録画(言語:英語)を、IRCI公式YouTubeチャンネルで公開しました。UNESCOが実施した各プログラムを基に、先住民の知識を科学的知識とともに気候変動への適応にどのように活用できるかについての洞察を提…
2025年3月21日
「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集:中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に」事業報告書 第1集の公開(2025年3月)
「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集: 中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に」事業報告書の第1集(英語)を2025年3月に公開しました。 第1集では主に中央アジアにおける無形文化遺産関連の研究情報収集の成果をまとめています。2022年度から2024年度にかけての中央アジアにおける情報収集活動の概要、およびウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、モンゴル各国のパートナー機関による最終レポート、また、前事業に参加し2022年度まで情報収集を実施していたフィリピンの最…
2025年3月21日
「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集: 中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に」事業 最終ワークショップをオンラインで実施しました (2025年2月28日)
「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集:中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に(2022~2024年度)」事業における最終ワークショップを、2025年2月28日にオンラインで実施しました。3年間の事業活動の締めくくりとして、全ての協力機関が参加しました。 中央アジアからはウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、モンゴルの5か国、小島嶼開発途上国(SIDS)からはキリバス、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、東ティモール、フィジー、モルディブの7か国の各連携機関が参…
2025年3月17日
アジア太平洋地域における無形文化保護のためのオンラインセミナー第7回・第8回を実施しました(2025年2月21日、26日)
IRCI研究事業「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」では、新規事業「アジア太平洋地域の無形文化遺産と気候変動に関する調査研究」との共同企画として、気候変動と在来知に関連したテーマで2回のオンラインセミナーを開催しました。 2025年2月21日に開催した第7回アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナーでは、ナイジェル・T・クローホール氏(ユネスコ自然科学セクター地域・先住民知識システム(LINKS)プログラム課長)を講師に迎え、「気候変動に関す…
2025年3月13日
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム国際会議「無形文化遺産保護研究の新領域」を国立民族学博物館で開催しました(2025年2月13日~15日)
「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」事業(2022~2026年度)において、国際会議「無形文化遺産保護研究の新領域」を、2025年2月13日~15日に国立民族学博物館(大阪府吹田市)で開催しました。 無形文化遺産研究の様々な「新領域」を3日間にわたって紹介し議論する本国際会議のプログラムは、各日、基調講演とテーマセッションで構成し、公募により選ばれた発表者を含む約50名が、連日会場に集い活発に意見を交わしました。 初日は、大日向史子氏(無形文化遺産保護条約事務局長/…
2025年3月13日
国際会議「無形文化遺産保護研究の新領域」にあわせ「若手研究者育成のための出版プログラム」対面ワークショップを開催しました(2025年2月12日及び14日)
「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」事業の一環として2024年10月から開講している「若手研究者育成のための出版プログラム」では、これまでに2回のオンライン・ワークショップと、口頭発表準備のためのオンライン講習を実施してきました。 今回、国際会議「無形文化遺産保護研究の新領域」の開催にあわせて本プログラム参加者たちが来日し、特別セッションでの口頭発表と、その前後2回のミーティングからなる対面ワークショップに参加しました。本ワークショップは、国際会議での口頭発表の機会…
2025年3月12日
『スリランカの内戦後地域における消滅の危機に瀕した伝統工芸の保護プロジェクト[第2版]』の公開(2025年3月)
『スリランカの内戦後地域における消滅の危機に瀕した伝統工芸の保護プロジェクト[第2版]』(英語版のみ)をオンライン公開しました。2013年度から2015年度までIRCIで実施した「紛争後の国家における危機に瀕する伝統的手工芸の研究(スリランカ)」事業の成果として作成された本報告書は、スリランカ北部および東部州における伝統的な織物や女性の手工芸の復興について詳述しています。 初版は2014年に出版され、関係者に配布しました。しかし、紛争後地域における危機に瀕した伝統工芸の保護に関する情報と貴重な知…
2025年3月4日
国際シンポジウム「持続可能なまちづくりと無形文化遺産」の録画を公開しました
「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究」事業の一環として2024年10月11日に京都で開催した国際シンポジウム「持続可能なまちづくりと無形文化遺産–アジア太平洋地域における文化遺産の統合的保護の視点」の動画を、IRCI公式YouTubeチャンネルにおいて、2025年5月31日の期間限定で公開します。 以下のURLおよび画像から御覧ください。 https://youtu.be/0WvT1RQ2cP4
2025年2月12日
オンラインセミナー「先住民および在来の知識を活用して適応能力を高める:東南アジア沿岸部コミュニティの事例から」(2025年2月26日)開催のお知らせ
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー第8回は、IRCIの新規事業「アジア太平洋地域の無形文化遺産と気候変動に関する調査研究」との共同企画として、2025年2月26日に開催します。 米国ロードアイランド大学海洋学部准教授およびカナダラヴァル大学環境・開発・社会研究所(EDS研究所)准研究員の日和崎りさ氏を講師に迎え、先住民や地域コミュニティ、特に東南アジアの沿岸部のコミュニティが気候変動や自然災害などの危機にどのように対応してきたかを紹介します。講演では、これらのコミ…
2025年2月7日
オンラインセミナー「気候変動に関する先住民および在来の知識:ユネスコによるアフリカおよびカリブ海におけるコミュニティ主導の調査研究」(2025年2月21日)開催のお知らせ
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー第7回は、IRCIの新規事業「アジア太平洋地域の無形文化遺産と気候変動に関する調査研究」との共同企画として、2025年2月21日に開催します。 ユネスコ自然科学局、LINKSプログラム課長のナイジェル・トマス・クローホール氏を講師に迎え、国際的な気候および環境に関する協定において関心が高まっている先住民および在来の知識について紹介します。それらが政策を実践に与える影響について議論し、倫理的な研究方法と政策に焦点を当てながら、ユネス…
2025年1月9日
中国・北京で開催された「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する事例報告会2024」に参加しました(2024年11月26日)
2024年11月26日、中国・北京にあるユネスコ・カテゴリー2センターのアジア太平洋無形文化遺産国際研修センター(International Training Centre for Intangible Cultural Heritage in the Asia-Pacific Region 〔CRIHAP〕)が、「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する事例報告会2024」を開催しました。この報告会は、CRIHAPが実施したアジア太平洋地域の無形文化遺産保護と持続可能な開発に関する事例の募集…
2024年12月24日
無形文化遺産保護条約第19回政府間委員会におけるIRCIの広報活動(アスンシオン、12月2日~7日)
2024年12月2日から7日にかけて、パラグアイ共和国のアスンシオンで開催された無形文化遺産保護条約の第19回政府間委員会(19.COM)に参加しました。 広報用にテーブルスペースを設け、最新のIRCI出版物や概要冊子、リーフレットなどの広報資料を展示し、IRCIとその研究活動の認知度向上を図りました。また、事業成果を広く発信するため、最新の2冊の事業報告書「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」および「新型コロナウイルス感染症の無形文化遺産への影響に関する事例研究」の要点を…
2024年12月23日
〔参加者募集(会場およびオンライン)〕アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム国際会議「無形文化遺産保護研究の新領域」(2025年2月13日~15日、於:国立民族学博物館)
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)は、このたび、国立民族学博物館および文化庁の協力を得て、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」事業の一環として、2025年2月13日(木)から15日(土)に、同研究事業として初めての国際会議「New Frontiers of Research for Safeguarding Intangible Cultural Heritage(無形文化遺産保護研究の新領域)」を開催いたします。アジア太平洋地域内外における20名以上…
2024年12月20日
堺市の無形文化遺産理解セミナーでIRCI研究スタッフが講師を務めました(2024年12月1日)
2024年12月1日、堺市博物館ホールにて、第45回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ「フィリピン民俗舞踊にふれあおう」(主催:堺市、IRCI)が開催され、IRCIアソシエイトフェローの並木香奈美が講師を務めました。これは、堺市が定期的に行っている市民向けの無形文化遺産理解促進のための活動のひとつで、IRCIはこうした活動への協力を継続して行っており、今回は、前半にフィリピン民族舞踊に関するセミナー、後半に民族舞踊を実際に体験するワークショップを行いました。 まずセミナーでは、「シンキル(…
2024年12月6日
第13回IRCI運営理事会を開催しました
2024年11月14日、第13回IRCI運営理事会をオンラインで開催しました。運営理事会には、理事9名に加え、河野俊行シニアフェロー、文化庁、文部科学省、外務省、堺市、中国・韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP、CRIHAP)等が参加しました。 理事会では、2023年度事業及び2024年度事業の進捗について報告を行うとともに、2025年度事業計画案及び予算案が審議、承認されました。 円滑に審議が行われ、理事及び陪席の皆様からは建設的な意見が寄せられました。
2024年12月4日
「若手研究者育成のための出版プログラム」第2回オンライン・ワークショップを開催しました(2024年10月29日)
「若手研究者育成のための出版プログラム」の第2回オンライン・ワークショップを10月29日に開催しました。「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」事業の一環として、10月1日開催のキックオフ・ワークショップで始まった本プログラムは、英語での研究成果発表を支援することで、国際的水準で無形文化遺産保護のための研究に取り組む若手研究者を育成することを目的としています。 第2回目となるオンライン・ワークショップは、プログラム参加者として選ばれた7名の若手研究者を対象に、個別の指導…
2024年12月2日
IRCIポリシーブリーフ第1号(英語)を発行しました(2024年11月)
2024年11月に、IRCIポリシーブリーフ第1号(英語)を発行しました。 2024年に出版した無形文化遺産保護と災害に関する調査研究事業等2つの報告書と事業概要を分かりやすく紹介しています。 下記からダウンロードして御覧ください。
2024年11月21日
国際シンポジウム「持続可能なまちづくりと無形文化遺産-アジア太平洋地域における文化遺産の統合的保護の視点」および関連イベントを京都で開催しました(2024年10月10日~12日)
「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産(2022~2024年度)」事業における最終シンポジウム「持続可能なまちづくりと無形文化遺産―アジア太平洋地域における文化遺産の統合的保護の視点」を、2024年10月11日(金)に京都で開催しました。 シンポジウムは、2件の基調講演と4件の事例報告で構成されました。基調講演では、アナニャ・バタチャリャ氏(コンタクトベース)はインドの世界文化遺産サンティニケタンにおける無形文化遺産の実践と遺産観光に焦点を当て…
2024年11月11日
モンゴルIISNC職員がIRCIを訪問(2024年10月)
2024年10月15日、モンゴルのユネスコカテゴリー2センターである国際遊牧文明研究所(IISNC、International Institute for the Study of Nomadic Civilizations)のアヌデイ・エルデネバット学術担当副事務局長がIRCIを来訪しました。双方の組織による最近の研究活動のほか、カテゴリー2センターとしての役割やミッションなどを含めた情報交換を行いました。IRCIでは、ちょうどモンゴルや遊牧文化に関わる研究情報の収集を行っており、今後の連携の…
2024年10月31日
<参加者募集>第45回無形文化遺産理解セミナー・ワークショップ「フィリピン民族舞踊にふれあおう」参加者募集
IRCI事務所が所在する堺市博物館では、一般の方が無形文化遺産に対する理解を深められるよう、定期的に無形文化遺産理解セミナーやワークショップを開催しています。12月1日開催予定の第45回セミナー・ワークショップでは、IRCIアソシエイトフェローが講師となり、フィリピン民族舞踊について紹介します。 「フィリピン人は踊る人々」と呼ばれるほど、フィリピンにはユニークで多彩な大衆舞踊が各地に存在し、祭りや劇場、学校、そして祝いの席など、人々が集まる場所で踊られています。これらの踊りには、地域社会や民族の…
2024年10月29日
IRCIリーフレットの刷新
「IRCIリーフレット」を刷新しました(日本語版・英語版)。 IRCIが実施する、アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する調査研究事業などについて、わかりやすく紹介しています。 下記からダウンロードして御覧いただけます。
2024年10月23日
「若手研究者育成のための出版プログラム」キックオフ・ワークショップを開催しました(2024年10月1日)
IRCIは、2022年度から開始した「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」事業の一環として、無形文化遺産研究の課題や最新動向に関する研究セミナーを継続的に実施しています。今年度の研究フォーラム事業では、国際的な水準で無形文化遺産保護のための研究に取り組む研究者を育成し、英語での研究成果発表を支援するため、「若手研究者育成のための出版プログラム」を新たに立ち上げました。本プログラムのキックオフイベントとして、2024年10月1日にオンライン・ワークショップを開催しました…
2024年9月10日
【10月10日まで申し込みを受け付けます】国際シンポジウム「無形文化遺産と持続可能なまちづくり—アジア太平洋地域における文化遺産の統合的保護の視点」(2024年10月11日)開催のお知らせ
**10月7日現在、まだ定員に余裕がございますので、参加を希望される方は申込フォームよりお申し込みください(10月10日まで)。シンポジウム当日(10月11日)、席に余裕があれば受け付け致しますが、なるべく事前にお申し込みいただくようお願いいたします。 「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究—持続可能なまちづくりと無形文化遺産(2022—2024年度)」事業では、2024年10月11日に、事業の成果を発信するため、国際シンポジウム「無形文化遺産と持続可能なまちづくり—アジア太平洋…
2024年9月5日
「IRCI概要2024-2025」が完成しました
2024-2025年版「IRCI概要」(PDF版)が完成しました。IRCIの最新の調査研究事業およびこれまでの活動を多彩な写真とともに紹介しています。下記からダウンロードして御覧いただけます。
2024年8月15日
アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と持続可能な開発に関する事例の募集について
中国・北京にあるユネスコ・カテゴリー2センターのアジア太平洋無形文化遺産国際研修センター(International Training Centre for Intangible Cultural Heritage in the Asia-Pacific Region 〔CRIHAP〕)では、現在、アジア太平洋地域における無形文化遺産保護と持続可能な開発に関心のある個人・団体による事例を募集しています。「持続可能な開発を促進する無形文化遺産」をテーマに、「無形文化遺産と教育」、「無形文化遺産と気…
2024年5月24日
「新型コロナウイルス感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」事業報告書の公開(2024年4月)
「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」 事業の最終報告書、‘Case Studies on Intangible Cultural Heritage amid the COVID-19 Pandemic in the Asia-Pacific Region’(英語版のみ)をオンライン公開しました。 2019年12月から世界的に感染が拡大した新型コロナウイルス感染症は人々の生活様式に大きな影響を及ぼしました。感染防止策として人々の交流は制限され、地域の祭りを含む多くの無形文化遺…
2024年4月17日
パネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」が読売新聞で紹介されました (2024年3月)
IRCIが堺市の協力のもと開催したパネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」が、2024年3月23日付け読売新聞夕刊で紹介されました。本パネル展は、IRCIの研究事業「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」の最終年度の活動として、成果を一般に向けて公開するため、2023年11月7日から堺市博物館で開催しました。多くの一般市民やIRCIの研究協力者などが来場し、2024年3月31日をもって成功裡に終了しました。 なお、本事業の最終報告書は2024年4月にオンラ…
2024年4月12日
カンボジア・シェムリアップでワークショップを開催しました(2024年3月18~19日)
IRCIの「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究:持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業では、カンボジアのアンコール地域、マレーシア・ジョージタウン、およびマーシャル諸島において、無形文化遺産を活用したまちづくり・地域づくりを通じてSDGsに貢献するための事例研究を行っています。2023年度、各地で実施した調査成果を報告し、議論する機会として、2024年3月18~19日に、調査地域の一つであるカンボジア・シェムリアップにおいてワークショップを開催しました。 今回のワークショップは、…
2024年4月8日
『「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」事業最終報告書 (2020-2023年度)』の公開について(2024年3月)
IRCIの研究事業「無形文化遺産と災害リスクマネジメントに関する調査研究」(2020-2023年度)の最終報告書(英語のみ)を公開しました。 報告書には、事業活動のまとめおよびインドネシア・バングラデシュ・フィリピン・ベトナム・モンゴルの研究者や組織と協力して実施した事例研究成果を収録しています。 以下の目次より、タイトルごとにダウンロードしてお読みいただけます。 ※末尾の画像をクリックすると全体のPDF版をダウンロードできます。 [目次] Preface (Daisuke Machida) …
2024年4月8日
マレーシア・ペナン州ジョージタウンで開催された国際シンポジウムに参加し、IRCIの取り組みについて発表を行いました (2024年3月1日~3月5日)
2024年3月1日から3月5日にかけてマレーシア・ペナン州ジョージタウンで開催された国際シンポジウム「We Are Site Managers」に参加し、ユネスコのカテゴリー2センターとしてのIRCIの取り組みについて発表を行いました。 本シンポジウムは、マレーシア・ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)が主催し、世界37か国から総勢約160名が参加しました。シンポジウム全体を通して、主に世界遺産のマネジメントに携わる各国の専門家や実務者たちが、世界遺産の管理に必要な経験、問題解決、資源につ…
2024年3月22日
第6回オンラインセミナー「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」の録画を公開しました
2024年1月22日に開催した第6回オンラインセミナー「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」(講師:アン・ミン・チー氏(ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)ゼネラル・マネージャー)の録画(言語:英語)を、IRCI公式YouTubeチャンネルで公開しました。世界遺産都市の管理者としてGTWHIが行ってきた取り組みについての貴重な講演録画です。 なおセミナー内容の詳細は、こちらを参照ください。 下記公式チャンネルリンクから視聴できます。
2024年2月27日
スペシャル・オンラインセミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」の録画を公開しました
2023年10月25日と11月1日に開催したスペシャル・オンラインセミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」の各セッション録画を、IRCI公式YouTubeチャンネルで公開しました。これら2セッションは、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」オンラインセミナーシリーズ第4回と第5回にあたるもので、ユネスコ無形文化遺産保護条約締結20周年記念事業の一環として開催しました。 セッション1「無形文化遺産保護の進展:2003年条約を超えて」では、2003年条約枠組内…
2024年2月19日
【提出期限を2024年3月15日に延長】アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と気候変動対策に関する事例研究の募集について
ユネスコが募集するアジア太平洋地域における気候変動対策と無形文化遺産の役割やリスク、また、気候変動による危機からの無形文化遺産保護に関心のある個人・団体による事例研究の提出期限が延長されました。 提出期限:2024年3月15日 募集内容は資料を御確認ください。(言語:英語)
2024年2月16日
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第6回)を開催しました(2024年1月22日)
2022年度から開始した「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー」では、無形文化遺産研究の課題や最新動向について議論しています。その第6回となるセミナーを2024年1月22日に開催しました。 本セミナーでは、マレーシア・ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)ゼネラル・マネージャーであるアン・ミン・チー氏が講師となり、「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」と題して、世界遺産都市の管理者としてのGTWHIの取り組みについて報告しました。報告のなかでは…
2024年1月26日
香港およびフィリピンの専門家がIRCIを訪問しました
2024年1月9日、海外の無形文化遺産専門家の来訪が2件ありました。 まず午前中、香港無形文化遺産事務所から黄暁彤氏が来所し、お互いの機関の活動について情報交換を行いました。黄氏からは、香港における無形文化遺産保護・活用に関する情報や、現在、組織併設の香港無形文化遺産センターで行われている無形文化遺産に関する展示などについて紹介いただき、今後のIRCI事業における連携の可能性についても高い関心を示していました。 また午後には、2020~2022年度にかけて「アジア太平洋地域における無形文化遺産保…
2023年12月27日
オンラインセミナー「多文化都市としてのジョージタウンと文化遺産の相乗効果」(2024年1月22日)開催のお知らせ
第6回となるアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナーを、マレーシア・ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)ゼネラル・マネージャーであるアン・ミン・チー氏を講師に迎え、2024年1月22日に開催します。 マレーシア・ペナン島に位置するジョージタウンは、2008年にムラカ(マラッカ)とともに「マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群」としてユネスコ世界遺産に登録されました。本セミナーでは、多文化・歴史遺産都市ジョージタウンを維持・管理するGTWHIの取り組みや課題…
2023年11月30日
第12回IRCI運営理事会を開催しました
2023年11月21日、第12回IRCI運営理事会をオンラインで開催しました。運営理事会には、理事10名に加え、河野俊行シニアフェロー、文化庁、文部科学省、外務省、堺市、中国・韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP、CRIHAP)等が参加しました。 理事会では、2022年度事業及び2023年度事業の進捗について報告を行うとともに、2024年度事業計画案及び予算案が審議、承認されました。 2020年度以降、今年で4回目のオンライン開催となりましたが、円滑に審議が行われ…
2023年11月27日
<参加者募集>第41回無形文化遺産理解セミナー「コロナ禍のお祭りを考える―東京都台東区浅草・三社祭を事例として―」
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)が設置されている堺市博物館では、一般の方が無形文化遺産に対する理解を深められるよう、定期的に無形文化遺産理解セミナーやワークショップを開催しています。来る第41回セミナーは、IRCIとの共同企画として、東京都台東区浅草の三社祭をはじめとして、コロナ禍における日本の祭りを取り上げ、祭りがどのように受け継がれていくか考えます。 日 時: 令和5年12月17日(日)午後1時30分~午後3時(午後1時 開場) 会 場: 堺市博物館ホー…
2023年11月15日
スペシャル・セミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」を開催しました
IRCIが運営するアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラムは、ユネスコの無形文化遺産保護条約20周年記念の一環として、「2003年条約採択から20年:再考と展望」と題するスペシャル・オンラインセミナーを2023年10月25日と11月1日に開催しました。本セミナーは、ユネスコおよび無形文化遺産条約、世界遺産、未だにリスト記載の無形文化遺産のない条約締結国や未批准国、代表・緊急保護リストに記載された無形文化遺産を実践・継承するコミュニティなどの多角的な視点から、無形文化遺産保護…
2023年11月10日
アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と気候変動対策に関する事例研究の募集について
ユネスコでは現在、アジア太平洋地域における気候変動対策と無形文化遺産の役割やリスク、また、気候変動による危機からの無形文化遺産保護に関心のある個人・団体による事例研究を募集しています。これは「無形文化遺産の保護に関する条約(2003年条約)」のもと、文化遺産保護と持続可能な開発への包括的アプローチに貢献するためのユネスコの枠組みの一環として実施するものです。 IRCIは、無形文化遺産と気候変動に関わる様々な課題を研究するための貴重な情報が得られることを見込み、この事例研究募集に協力しています。 …
2023年11月2日
パネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」開催のお知らせ (2023年11月7日~2024年3月31日)
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)は、堺市博物館協力のもと、パネル展「コロナ禍を乗り越えたアジア太平洋地域の無形文化遺産」を開催します。本展示は、2021年度から実施してきた「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」事業の成果を一般向けに公開するもので、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、アジア太平洋地域の無形文化遺産がどのような影響を受けたのか、またコロナ禍でどのような取り組みが行われたのか紹介します。 皆様の御来場をお待ちしています。 会 場:堺市博物…
2023年10月19日
「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」事業の最終ワークショップを奈良で開催しました(2023年9月27日~9月29日)
「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」事業(2020~2023年度)における最終ワークショップを、2020年に独立行政法人国立文化財機構に設置された文化財防災センターとの共催により、2023年9月27日から29日の日程で奈良にて開催しました。 本ワークショップは上記事業で実施した調査研究活動を総括する目的で実施しました。2021年度の卓上調査以来、事業ではインドネシア、日本、バヌアツ、バングラデシュ、フィジー、フィリピン、ベトナム、モンゴルの研究者や研究機関と連携して活動を…
2023年10月18日
国際シンポジウム基調講演「無形と有形の融合」をオンラインで公開しました
奈良文化財研究所の本中眞所長による基調講演「無形と有形の融合」の動画を、IRCIの公式YouTubeチャンネルで公開しました。 この基調講演は、「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業の一環として2023年2月1日に開催した国際シンポジウムで行われました。 以下のURLからご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=nRBxetp-9lg
2023年10月13日
スペシャル・オンラインセミナー「2003年条約採択から20年:再考と展望」(2023年10月25日・11月1日) 開催のお知らせ
無形文化遺産保護条約(2003年条約)採択20周年を記念して、「2003年条約採択から20年:再考と展望」と題するスペシャル・オンラインセミナーを開催します。本セミナーでは、無形文化遺産の担い手や専門家、さまざまな関係者を招き、無形文化遺産の将来を展望しつつ、多様な視点や立場からアジア太平洋地域における無形文化遺産保護の進展と課題について検証します。 本セミナーは下記のとおり2回のセッションで構成します(使用言語:英語)。 関心のある方はどなたでも参加いただけますので、各セッションへの事前登録を…
2023年10月5日
ウズベキスタンで開催された国際会議「有形と無形の文化遺産の調和」に参加しました(2023年9月)
2023年9月9日、ウズベキスタン文化芸術推進センター(Umrboqiy Merosセンター)およびブハラ州立大学、中央アジア国際研究機構(IICAS)が共催した国際学術・実践会議「有形と無形の文化遺産の調和(Harmony of Tangible and Intangible Cultural Heritage)」に参加しました。ウズベキスタンのブハラ市で開催された本会議は、有形と無形双方の文化遺産保護の課題や統合的保護の手法、公的機関の役割等について議論する場でした。 IRCIは本会議にオン…
2023年10月5日
(終了)Webサイト、データベースの一時公開停止について
9月21日 12:00から10月3日 16:00にかけて、臨時メンテナンスのため、webサイト、データベースの公開を一時停止しておりました。 メンテナンス期間中に御不便をお掛けしたことをおわびいたします。
2023年9月15日
モンゴルで開催された「ノマド」世界文化フェスティバルに参加しました(2023年8月18日~20日)
モンゴル文化省からの招待により、町田大輔IRCI所長およびアソシエイトフェローの于楽が2023年8月18日から20日までの三日間、モンゴルの首都ウランバートル郊外のナライフ区で開催された「ノマド」世界文化フェスティバルに参加しました。当フェスティバルは、2003年に採択された「無形文化遺産の保護に関する条約」の20周年を記念して、遊牧文化を普及し交流を図る目的で開催されました。 フェスティバル2日目の19日、IRCIの2名は、ユネスコ北京事務所や韓国のICHCAP、 ウズベキスタンに拠点をお…
2023年9月15日
国際会議「新型コロナ感染症と無形文化遺産のレジリエンス」を大阪で開催しました(2023年7月27日~29日)
「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究 (2021~2023年度)」事業を総括する国際会議「新型コロナ感染症と無形文化遺産のレジリエンス(ICH Resilience and the COVID-19 Pandemic)」を、2023年7月27日から29日の日程で大阪にて開催しました。 本事業は、コロナ禍におけるアジア太平洋地域の無形文化遺産の全体的な傾向を把握するため、2021年度に実施した質問票調査から始まりました。2022年度には質問票調査で特定できた事例について、イラン…
2023年8月23日
「IRCI概要」2023年度版が完成しました
2023年度版「IRCI概要」(PDF版)が完成しました。デザインを一新し、IRCIの最新の調査研究事業及びこれまでの活動を多彩な写真とともに紹介しています。下記からダウンロードして御覧いただけます。
2023年8月4日
マレーシアのジョージタウンを訪問しました(2023年7月)
「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業で連携しているジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)の招待を受け、2023年7月7~9日、世界遺産登録15周年を祝う機会にあわせ、IRCIの野嶋洋子研究担当室長と佐々木一惠アソシエイトフェローがマレーシア、ジョージタウンを訪問しました。今回の訪問は、ジョージタウン世界遺産事務所(GTWHI)が実施する事例研究の進捗状況を確認するとともに、ジョージタウンの有形・無形の様々な文化遺産がどのように保護さ…
2023年7月6日
カザフスタン無形文化遺産ウェビナーに参加しました(2023年6月)
6月29日にカザフスタンのアルマティ市で開催されたウェビナー「Kazakhstan Intangible Cultural Heritage: Perspectives of Gaining New Academic Knowledge using the Accumulated Bibliographic and Museum Funds」に参加しました。当ウェビナーは、カザフスタン高等教育・科学省所管の中央学術図書館および無形文化遺産国内委員会の共催により開催され、IRCIも後援機関として協…
2023年6月29日
(7/3)WEBサイトメンテナンスのお知らせ
下記の日時にてWEBサイトのメンテナンスを予定しております。 メンテナンス中は一時的にWEBサイトにアクセスできないなど、不具合が発生する可能性があります。 【メンテナンス日時】 2023年7月3日(月) 9:00~12:00(予定) ご不便をお掛けいたしますが、何とぞ御理解いただきますよう、お願い申し上げます。
2023年6月15日
ユネスコによる無形文化遺産と教育に関するアニメーションの日本語版が公開されました
ユネスコが制作した無形文化遺産を用いた教育についてのアニメーションの日本語字幕版が完成しました。IRCIはこの日本語版製作に協力しました。 以下URLのユネスコYouTubeチャンネルから御覧いただけます。 https://www.youtube.com/playlist?list=PLWuYED1WVJIP6MhyV72nhlzXywOriydY2 他言語版は、以下URLから御覧ください。 https://bangkok.unesco.org/content/animation-series-…
2023年5月1日
IRCI公式YouTubeチャンネルを立ち上げました
このたびIRCIの公式YouTubeチャンネルを立ち上げました。 現在、昨年度開催した3回のアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナーの記録を公開しています。 以下のURLからご覧ください。 https://www.youtube.com/@IRCI.Official
2023年4月20日
新所長の就任について
令和5年4月1日付けでIRCI所長に町田大輔(まちだだいすけ)が就任いたしました。IRCIは新たな体制のもと、今後もアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための調査研究の促進に努めていきます。
2023年4月6日
新型コロナウイルス感染症の無形文化遺産への影響に関するブックレットを公開 (2023年3月)
「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」(2021~2023年度)事業において2021年度に実施した質問票調査の結果をまとめたブックレット「ICH Resilience amid COVID-19 Pandemic」をオンライン公開しました。このブックレットは2022年8月にオンラインで公開した速報に続く成果物で、より多くの人々に届けることを目的としています。コロナ禍でのアジア太平洋地域における無形文化遺産の全体的な状況、主要な調査成果、無形文化遺産の実践者やコミュニティからの…
2023年3月29日
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第2回、第3回)を開催しました(2023年3月17日 、23日)
昨年12月にスタートしたアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナーシリーズの第2回(3月17日)、第3回(3月23日)を開催しました。 第2回セミナーでは、クリス・バラード氏(オーストラリア国立大学)が、気候変動への適応において伝統的知識のような無形文化遺産が果たす役割について報告し、コメンテーターの高倉浩樹氏(東北大学)との議論では、東日本大震災後の事例も踏まえ、自然災害等の課題全般に無形文化遺産がどう関わるかについても意見が交わされました。 第3回セミナーでは、200…
2023年3月29日
ウズベキスタンとカザフスタンを訪問しました (2023年3月13日~17日)
「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集:中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に」事業(2022-2024年度)において、IRCIアソシエイトフェローの井上愛奈とドゥドコ・アナスタシアが3月13日から17日にかけてウズベキスタンとカザフスタンを訪問し、本事業の協力機関や関連機関を訪れ、活動内容について議論するとともに、両国の無形文化遺産に関する研究の現状について情報を収集しました。 ウズベキスタンでは、事業パートナーであるウズベキスタン文化芸術推進センター(Umrboqiy Mer…
2023年3月29日
モルディブを訪問しました(2023年3月8日~9日)
2023年3月8~9日、IRCI所長岩本渉とアソシエイトフェローの佐々木一惠がモルディブを訪問し、「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集:中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に」事業における協力関係の構築と、モルディブの無形文化遺産の現状について情報収集を行いました。 まず上記事業のカウンターパート機関となる国立文化遺産センター(NCCH)を訪れ、NCCH所長およびZaha Ahmed氏と面会し、本事業の準備状況、2003年条約批准に向けた取り組みの進捗状況、無形・有形文化遺産の…
2023年3月24日
持続的研究情報収集事業で小島嶼開発途上国を対象としたワーキングセッションを開催(2023年2月21日、オンライン)
「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集:中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に」事業において、小島嶼開発途上国(SIDS)の協力機関を対象としたワーキングセッションを2023年2月21日にオンラインで開催しました。 IRCIでは2014年度より、無形文化遺産保護に資する研究の促進を目的として、各国の研究機関やNGOと連携して無形文化遺産およびその保護に関する研究情報を収集し、ウエブサイト上で公開しており(IRCI研究データベース)、今年度からは中央アジア及びSIDSを対象に事業を…
2023年3月14日
インドネシアを訪問しました(2023年1月5日~17日)
「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」事業(2020-2023年度)では、現在アジア太平洋地域の7か国で現地調査を進めています。このうち、インドネシアにおける現地調査について、アソシエイトフェローの岡部政美が2023年1月5日から17日の日程で現地を訪問し、事業の進捗状況の確認と今後の進め方について意見交換をしました。 現地協力機関のRedR(災害時の支援を行うNGO)はジャワ島中部のジョクジャカルタ特別州にあり、大衆演劇クトプラ(ketprak)や伝統歌謡、影絵芝居などの…
2023年3月7日
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第3回)開催のお知らせ(2023年3月23日)
昨年12月にスタートしたアジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナーシリーズは、アジア太平洋地域における無形文化遺産研究の課題や最新動向に関して議論を深めることを目的としています。3月23日開催の第3回セミナーでは、キルギス、フィリピン、ケニア各国における無形文化遺産保護の「グッドプラクティス」の関係者から報告を受け、継承をはじめとするさまざまな無形文化遺産の保護の方策について議論します。 第3回オンラインセミナー Learning from the Initiatives…
2023年2月27日
韓国ユネスコ国内委員会 世界遺産教材開発チームがIRCIを訪問
2023年2月17日(金)、木浦大学、仁川大学、ソウル大学、西江大学の代表者からなる、韓国ユネスコ国内委員会の世界遺産教材開発プロジェクトチームメンバー5名がIRCIを訪問しました。 初めに、岩本所長からIRCIの組織、役割や使命、これまでのSDGsに関連した事業、特に2018年度から2019年度にかけてSDG 4(質の高い教育)への無形文化遺産の貢献について調査した事業について説明があり、その後、ユネスコスクール、文化遺産教育に関連した奈良市の取り組み、文化遺産教育におけるコミュニティと学校と…
2023年2月22日
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第2回)開催のお知らせ(2023年3月17日)
「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」を通じて実施する最初の企画として、IRCIでは無形文化遺産研究の課題や最新動向について議論するオンラインセミナーシリーズを昨年12月に立ち上げました。3月17日開催の第2回セミナーでは、クリス・バラード氏を講演者に迎え、気候変動にかかわる危機的状況における無形文化遺産について議論します。 第2回オンラインセミナー Intangible Cultural Heritage in a Climate of Emergency 開催日時…
2023年2月22日
無形文化遺産のSDGsへの貢献事業:第1回国際シンポジウム開催(2023年2月)
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)は、2022年度より「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業を開始し、世界遺産を含む文化的/歴史的景観の保護や維持に関する事例に焦点をあて、SDG 11.4[1]の達成を視野に、持続可能なまちづくりに無形文化遺産が果たす役割について調査しています。本事業のキックオフイベントとして、2023年2月1日~2日の日程で、奈良にて第1回国際シンポジウムを開催しました。 1日目は奈良文化財研究所でのシン…
2023年2月16日
IRCI所長がユネスコ地域会議に参加
2023年2月13日~14日、インドネシア政府の協力によりオンライン開催されたRegional Consultations on UNESCO Framework for Culture and Arts Education(ユネスコの文化芸術教育枠組に関する地域会議)にIRCI所長 岩本渉がパネリストとして出席しました。 会議では、文化芸術教育における地域的視点や課題などについて議論が行われ、岩本所長はIRCIがこれまで取り組んできたSDGsへの無形文化遺産の貢献、特にSDG4(教育)に焦点を…
2023年2月10日
<参加者募集>文部科学省、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)主催「ユネスコウィーク2023」(2023年2月13日、2月15日、2月17日)
ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局(ユネスコ・アジア文化センター(ACCU))より、標記イベントについて参加者募集のご案内がありましたので、お知らせいたします。 詳細は、ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局へお問い合わせください。 ———————————— ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局(ユネスコ・アジア文化センター(ACCU))では、これ…
2023年1月11日
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第1回)の録画を公開しました
「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」のもと、12月13日に開催した第1回オンラインセミナーの録画を公開しました。IRCI所長の開会挨拶、岩崎まさみ氏(北海学園大学)の講義「Community involvement in ICH research」、シミオネ・セヴドレドレ氏(サウ・ヴァカ文化NGO、フィジー)のコメントをご覧いただけます。 下記リンクより、ぜひご覧ください。 YouTubeリンク: https://youtu.be/Hkvu3UsFqrU
2022年12月23日
SDGs事業 第1回国際シンポジウム(2023年2月1日)開催のお知らせ
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する調査研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産」事業の一環として、2023年2月1日(水)に第1回国際シンポジウムをウェビナーにて公開いたします。皆様のご参加をお待ちしております。 1.趣旨: 持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)は、2015年に国連で採択された持続可能な開発のための17の目標と169のターゲットです。アジア太平洋無形文化遺産研…
2022年12月23日
リーフレットの刷新
今年度より開始した新規中長期計画にあわせ、リーフレットを刷新しました(日本語版・英語版)。 IRCIが実施する、アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する調査研究事業などについて、わかりやすく紹介しています。 以下の画像をクリックするとPDF版(日本語)がダウンロードできます。
2022年12月23日
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第1回)を開催しました(2022年12月13日)
IRCIが今年度新たに立ち上げた「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」の初の企画として、第1回オンラインセミナーを12月13日に開催しました。 本セミナーでは、無形文化遺産の保護や研究において重要な課題であるコミュニティの参加をテーマに、岩崎まさみ氏(北海学園大学)が、アイヌの食生活調査を事例として発表しました。続いて、シミオネ・セヴドレドレ氏(サウ・ヴァカ文化NGO、フィジー)がコメンテーターとして、フィジーの先住民コミュニティにおける調査経験を振り返りながら、議論…
2022年12月22日
ユネスコ無形文化遺産保護条約第17回政府間委員会(17.COM)にて、IRCIの調査研究事業の広報活動を行いました(モロッコ、ラバト、11月28日-12月3日)
IRCIは、2022年11月28日から12月3日にかけてモロッコ、ラバトにて開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約の第17回政府間委員会(17.COM)に出席する一方、IRCIの調査研究事業について広報するためのサイドイベントを実施しました。 会場にブースを設け、最新のIRCI概要やリーフレットの配布、最近出版した事業報告書やプロシーディングスの情報発信を行うなど、研究成果についての周知と認知向上を図りました。また「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」のもと新たに立ち…
2022年12月21日
バングラデシュとカンボジアを訪問しました(2022年11月14~18日)
現地の無形文化遺産保護の状況を理解し、IRCIとの連携事業の進捗について確認する目的で、IRCI所長・岩本渉と研究担当室長・野嶋洋子の2名が2022年11月14日から18日にかけてバングラデシュとカンボジアを訪問しました。 バングラデシュでは、14日にIRCI事業 「新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響に関する調査研究」のもと、新型コロナウイルス感染症による無形文化遺産の実践と継承への影響について現地調査を行っているサイモン・ザカリア氏(バングラアカデミー)とその調査チームとともにマニガンジ県…
2022年11月25日
2022年12月13日 アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のためのオンラインセミナー(第1回)開催のお知らせ
「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」を通じて実施する最初の企画として、無形文化遺産研究の課題や最新動向について議論するオンラインセミナーシリーズを立ち上げます。12月13日開催の第1回セミナーでは、岩崎まさみ氏を講師に迎え、無形文化遺産研究へのコミュニティの参画をテーマに議論します。 第1回オンラインセミナー Community Involvement in ICH Research 開催日時:2022年12月13日(火)、14:00~1…
2022年11月25日
「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」およびFacebookグループを開設しました
IRCIはこのほど「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための研究フォーラム」を発足させました。アジア太平洋地域の無形文化遺産の研究や研究者間の国際協働推進を目指す新たなプラットフォームです。本フォーラムを通じて、無形文化遺産研究の課題や最新動向に関するオンラインセミナー、会議等を開催するほか、若手研究者向けの企画も実施します。 本フォーラムのFacebookグループも立ち上げました。アジア太平洋地域の無形文化遺産研究や保護に携わる方、関心のある方なら誰でも参加いただけます。グループメンバ…
2022年11月25日
IRCI公式Facebookページの開設
IRCIの公式Facebookページを開設しました。 今後、現在進行中の調査研究事業に関する情報やイベント案内、出版物情報など、最新情報を随時投稿していきますので、ぜひ、フォローしてください。 リンク: https://www.facebook.com/IRCI.Official/
2022年11月2日
第11回IRCI運営理事会を開催しました
2022年10月28日、第11回IRCI運営理事会をオンラインにて開催しました。運営理事会には、理事9名に加え、松浦晃一郎名誉顧問、河野俊行シニアフェロー、文化庁、文部科学省、外務省、堺市、中国・韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP、CRIHAP)などから23名が参加しました。 理事会では、2021年度事業及び2022年度事業の進捗について報告を行うとともに、2023年度事業計画案及び予算案が審議、承認されました。 新型コロナウィルス感染症の影響で、今年で3回目の…
2022年10月13日
「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」事業で地域ワークショップを開催しました(2022年8月5日、9月7日)
2022年8月5日、9月7日の両日、「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する調査研究」事業において、オンラインの地域ワークショップを開催しました。ワークショプには、本事業に協力するアジア太平洋地域7か国(インドネシア、バヌアツ、バングラディシュ、フィジー、フィリピン、ベトナム、モンゴル)の研究者が参加し、彼らが昨年度取り組んだ調査結果を踏まえ、活発な議論を行いました。 8月5日のセッションでは、無形文化遺産をいかに災害から守るかをテーマに、各国の参加者が、自国の無形文化遺産が抱える災害…
2022年9月15日
新型コロナウイルス感染症の無形文化遺産への影響に関する質問票調査の速報を公開 (2022年8月)
新型コロナウイルス感染症は人々の集まりや行動を制限したため、その無形文化遺産への影響について注目が集まっています。こうした状況下、IRCIでは2021年9月から2022年2月にかけて、コロナ禍におけるアジア太平洋地域の無形文化遺産の概況を把握するため、質問票調査を実施し、その結果をまとめた速報をオンライン公開しました。 この質問票調査は9か国 (イラン、インド、インドネシア、韓国、キルギス、パプアニューギニア、バングラデシュ、フィジー、モンゴル)の研究者や研究機関と協力して実施しました。また、無…
2022年9月15日
堺市による無形文化遺産理解セミナーにおいてIRCI研究スタッフが講師を務めました
2022年8月28日、堺市博物館において、第34回無形文化遺産理解セミナー「インドネシア ジャワ島の伝統芸能と人々の暮らし—無形文化遺産の伝承を考える—」が堺市とIRCIの主催で開催され、IRCIアソシエイトフェローの岡部政美が講師を務めました。本セミナーは堺市が市民向けに実施する無形文化遺産の理解促進のための活動のひとつで、IRCIではこうした活動への協力を行っています。 今回のセミナーでは、影絵人形芝居(ワヤン・クリット)や王宮舞踊などジャワの伝統芸能について映像や写真とともに紹介しつつ、千…
2022年9月1日
「IRCI概要」2022年度版が完成しました
IRCIの最新の調査研究事業及びこれまでの活動を多彩な写真とともに分かり易く紹介する「IRCI概要」2022年度版(PDF)が完成しました。 下記からダウンロードしてご覧いただけます。
2022年8月29日
研究情報収集事業のワークショップを開催―中央アジア諸国等を対象(2022年8月10日、オンライン)
2022年8月10日、「無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集:中央アジアと小島嶼開発途上国(SIDS)を中心に」事業において、中央アジアの協力機関を対象としたオンラインワークショップを開催しました。 IRCIは2014年度より、無形文化遺産保護に資する研究の促進を目的として、各国の研究機関やNGOと連携して無形文化遺産およびその保護に関する研究情報を収集し、Webサイト上で公開しています(IRCI研究データベース)。今年度からは、中央アジア及び小島嶼開発途上国を対象に、事業を実施しています…
2022年8月17日
IRCIロゴ 更新のお知らせ
ユネスコのロゴ リニューアルに伴い、無形文化遺産保護に貢献するユネスコカテゴリー2センターとIRCIのジョイントロゴが、下記のとおり更新されましたのでお知らせいたします。 書面、出版物等、新しいロゴへは順次変更して参ります。しばらくは新・旧ロゴが混在いたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
2022年7月22日
<参加者募集>第34回無形文化遺産理解セミナー「インドネシア ジャワ島の伝統芸能と人々の暮らし—無形文化遺産の伝承を考える—」
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)が設置されている堺市博物館では、多くの方に無形文化遺産への理解を深めていただくために、定期的に無形文化遺産理解セミナーやワークショップを開催しています。 今回の無形文化遺産理解セミナーでは、インドネシア ジャワ島の事例を取りあげます。新型コロナウイルスによるパンデミックは、無形文化遺産にどのような影響をもたらしたのでしょうか。ジャワ島の人たちと無形文化遺産との関わり、また、それをどのように災害への備え、コロナ感染予防として生かしているかなど、映像や…
2022年4月7日
無形文化遺産のSDGsへの貢献-教育とまちづくり 事業報告書の公開(2022年3月)
2020~2021年度にかけて実施した「無形文化遺産のSDGsへの貢献―教育とまちづくり」の事業報告書をオンライン公開しました(英語版のみ)。 本事業では、バングラデシュのDhaka Ahsania Mission (DAM)、インドネシアのDewi Fortuna Community Learning Center (DFCLC)、キルギスのTaalim-Forum Public Foundation (TFPF) と協力し、無形文化遺産、教育、まちづくりの関連性、及び無形文化遺産のSDGs …
2022年3月28日
IRCI研究者フォーラム プロシーディングスの出版
アジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関するIRCI研究者フォーラム「無形文化遺産研究の進展と課題―持続可能な未来に向けて―」のプロシーディングスをオンライン公開しました。(英語版のみ) 2019年10月29日にオンラインで開催した本フォーラムには関係領域の国内外の専門家10名が参加し、無形文化遺産保護に関する研究の進展や課題、今後の方向性について議論を深めました。 本プロシーディングスには、専門家による報告と議論のまとめを収録しています。以下の目次より、タイトルごとにダウンロードいただけま…
2022年3月28日
「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集」事業報告書の公開
2019年度から2021年度にかけて実施した「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集」の事業報告書を公開しました(英語版のみ)。 IRCIでは2013年度より、アジア太平洋地域の研究者・研究機関と協力して無形文化遺産に関する研究情報を収集しており、得られた情報をIRCI研究データベース(英語のみ)を通じて公開してきました。本報告書は、2019年度から2021年度にかけてアジア地域、特に東南アジアを中心に実施した研究情報収集活動とその成果、今後の課題についてまとめたもの…
2022年3月3日
ASEAN諸国の学生へ向けたオンライン講義
2月24日、国際協力センター(JICE)対日理解促進プログラムの一環として、IRCIの岩本所長がASEAN、東ティモール、日本の学生20人に向け、無形文化遺産についての講義をオンラインにて行いました。講義の中では、無形文化遺産の特色、有形の文化遺産との違い、協働の必要性、SDGsとの関係などを取り上げ、学生達の関心を集めました。
2022年2月22日
【参加者募集中】第33回無形文化遺産理解セミナー「女性たちが編み出す財―サモアの無形文化遺産『ファイン・マットとその文化的価値』―」
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)が設置されている堺市博物館では、一般の方にむけ、無形文化遺産への理解を深めていただくために、定期的に無形文化遺産理解セミナーやワークショップを開催しています。 今回の無形文化遺産理解セミナーでは、南太平洋、サモアのファイン・マットを取り上げますので、下記のとおりご案内いたします。 ■日時:令和4年2月27日(日曜)午後2時~午後3時30分 ■会場:堺市博物館ホール ■主催:堺市 イベント詳細・お申込み方法につきましては、…
2022年1月28日
「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集」事業において地域ワークショップを開催しました(2022年1月21日、オンライン)
2022年1月21日、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集」事業において、地域ワークショップを開催しました。 IRCIでは2014年から無形文化遺産保護に資する研究の促進を目的として、無形文化遺産およびその保護に関する研究情報を収集し、IRCI 研究データベース上で公開しています。本データベースを効果的に更新していくため、アジアの研究機関と連携した新たな情報収集の仕組みをつくり、2019年より本事業を実施してきました。 この地域ワークショップは、2019年以降の情…
2022年1月24日
無形文化遺産のSDGsへの貢献:専門家会合と国際シンポジウムを開催しました(2021年12月)
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)は、2年間の事業「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究–教育とまちづくり」*を総括するため、2021年12月21~22日の日程で専門家会合と公開シンポジウムをオンライン開催しました。初日の専門家会合では、連携協力機関の専門家や研究者らと2年間の事業のまとめとなる議論を行い、2日目の公開シンポジウムでは、事業成果を広く一般に公開しました。 専門家会合には、バングラデシュのDhaka Ahsania Mission (DAM)、インドネシア…
2021年12月27日
新型コロナ感染症の無形文化遺産への影響についての質問票調査 (2021年12月~2022年2月)
IRCIでは新型コロナウイルス感染症の影響を受けた無形文化遺産についての質問票調査を実施しております。この質問票調査は無形文化遺産の実践者や関連コミュニティ、また特定の無形文化遺産の研究者など、無形文化遺産にかかわる個人や組織、団体等を対象としております。この調査にご協力いただける方は、下記URLより質問票に進み、ご意見をお寄せください。また、他に協力いただけそうな方がいらっしゃいましたら、ぜひご案内いただきますようお願いいたします。 質問票は7つのセクションで構成されており、コロ…
2021年12月17日
無形文化遺産のSDGsへの貢献に関する国際会議:キルギス(2021年11月26日)
IRCIは、2021年11月26日(金)、タリム・フォーラム・パブリック・ファウンデーション(TFPF)と中央アジアアメリカン大学(AUCA)の協力のもと、キルギスのビシュケクにて、「教育を通じた無形文化遺産の保護」と題した国際会議をオンラインで開催しました。この会議は、無形文化遺産と、SDG 4(質の高い教育)、SDG 11(住み続けられるまちづくりを)の関連性、および教育とまちづくりにおける無形文化遺産の役割について考える「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究―教育とまちづくり」…
2021年12月16日
無形文化遺産のSDGsへの貢献に関するワークショップ:バングラデシュ(2021年11月)
IRCIは11月9日(火)、ダッカ・アサニア・ミッション(DAM)の協力のもと、バングラデシュで「シレット地域のダメイルに関するワークショップ」をオンラインで開催しました。このワークショップは、無形文化遺産とSDG 4(質の高い教育)、SDG 11(住み続けられるまちづくりを)の関連性、および教育とまちづくりにおける無形文化遺産の役割について考える「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究―教育とまちづくり」事業*1の一環として開催されました。ワークショップには、シレット地域や国レベルの…
2021年12月16日
無形文化遺産のSDGsへの貢献に関するワークショップ:インドネシア(2021年11月)
IRCIは2021年11月4日(木)、インドネシアのクラテンにて、デウィ・フォルトゥナ・コミュニティ・ラーニング・センター(DFCLC)の協力のもと、「クラテンにおける質の高い教育と持続可能なコミュニティ開発に向けたケトプラックの役割」と題したワークショップを開催しました。IRCIはオンラインでこのワークショップに参加しました。このワークショップは、無形文化遺産、SDG 4(質の高い教育)とSDG 11(住み続けられるまちづくりを)の関連性、および教育とまちづくりにおける無形文化遺産の役割につい…
2021年11月30日
12月22日 SDGs事業 公開シンポジウム開催のお知らせ(2021年)
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究:教育とまちづくり」事業の一環として、12月22日(水)に「無形文化遺産の貢献~より良い学びと持続可能なまちづくりに向けて~」と題し、公開シンポジウムをオンラインにて開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。 1. 趣旨 アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、2018年度からSDGsに関連した事業を実施してきました。文部科学省「ユネスコ未来共創プラットフォ…
2021年11月29日
第10回IRCI運営理事会の開催
第10回IRCI運営理事会を、2021年11月17日、オンラインで開催しました。運営理事会には、理事9名に加え、文化庁、文部科学省、外務省、堺市、中国・韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP, CRIHAP)などから24名が参加しました。 今回の理事会では、2022年度以降のIRCI長期及び中期計画案、2022年度事業計画案及び予算案が審議、承認されました。また、2020年度事業及び2021年度事業の進捗について報告を行い、コロナ禍での研究活動が大きく称賛されました…
2021年11月29日
堺市主催 IRCI開設10周年記念シンポジウム開催
堺市に、独立行政法人国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)が開設されて、令和3年10月で10周年を迎えました。 これまでも堺市とIRCIは、さまざまな事業で協力を重ねており、このたび設立10周年を記念して、10月30日、シンポジウム「堺の無形文化遺産を考える」が、堺市博物館主催により堺市民芸術文化ホール(フェニーチェ堺)にて行われ、共催者として、IRCI所長の岩本渉が開会の挨拶を述べました。 シンポジウムでは、無形文化財に関する基調講演に続いて、大阪府指定無形民俗文化財の…
2021年11月9日
IRCI研究者フォーラムが開催されました
2021年10月29日(金)、アジア太平洋地域における無形⽂化遺産保護に関するIRCI研究者フォーラム「無形⽂化遺産研究の進展と課題—持続可能な未来に向けて—」が、オンライン(Zoomウェビナー)にて開催されました。 本研究者フォーラムでは、国内及び海外から10名の専門家が集まり、無形文化遺産保護に関する研究について様々な観点から報告を行い、現在の無形文化遺産研究の動向、今後の課題について、活発な議論を交わしました。 フォーラムは、文化庁長官 都倉俊一氏の挨拶、堺市長 永藤英機氏、IRCI名誉顧…
2021年10月27日
河野俊行氏がIRCIシニアフェローに就任
2021年10月1日付で、河野俊行氏(九州大学理事、副学長)がIRCIシニアフェローに就任しました。河野氏には、設立以来10年間、IRCI運営理事をお務めいただきましたが、豊富な経験と知識を基に、引き続きシニアフェローとしてIRCIに対して助言を行っていただきます。
2021年10月6日
IRCI研究者フォーラムの発表要旨を公開しました
10月29日に開催予定の、アジア太平洋地域における無形⽂化遺産保護に関するIRCI研究者フォーラム「無形⽂化遺産研究の進展と課題ー持続可能な未来に向けてー」の各発表の要旨(英語)を公開しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 開催案内・参加申込をはじめ、本研究者フォーラムについてはこちらをご覧ください。
2021年9月10日
10月29日 IRCI研究者フォーラム「無形⽂化遺産研究の進展と課題ー持続可能な未来に向けてー」開催のお知らせ
独立行政法人国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、本年設立10周年を迎えるにあたり、アジア太平洋地域における無形⽂化遺産保護に関するIRCI研究者フォーラム「無形⽂化遺産研究の進展と課題ー持続可能な未来に向けてー」を下記のとおり開催いたします。 1.趣旨 無形文化遺産の保護と継承に関する課題は、持続可能な社会の重要性が叫ばれる今日、広く関心を集めています。ユネスコの無形文化遺産保護条約においては、これらの課題における研究の重要性が示唆されており、IRCIはユネスコ…
2021年9月7日
アンケート結果速報
去る7月21日から8月23日にかけて、過去10年間のIRCIの活動状況に関するアンケート調査を実施しました。 IRCI事業に協力いただいた国内外の研究者、ユネスコ関係者、政府関係者など、様々な方に参加を呼びかけ、50か国、150名より回答をいただきました。うち、全体の有効回答数は125名でした。 アンケートの中では、例えば、IRCIのアジア太平洋地域における無形文化遺産保護への貢献度について5段階で評価していただきました。「高い」が25%、「やや高い」が54%と一定の評価を受けているのがよくわか…
2021年7月26日
IRCI活動状況についてのアンケート調査
現在、IRCIはその活動状況に関して、関連機関、研究者等に対して広くアンケート調査を行っております。アンケート調査に参加いただき、この機会にぜひ皆様からのご意見をお寄せください。 アンケート調査には、下記のリンクをクリックしてご参加ください。所要時間は5分程度です。 https://jp.surveymonkey.com/r/KYNJ797 *IRCIの10年間の研究事業に関しては、最新の概要冊子をぜひご覧ください。 (アンケート締切日8月17日)
2021年6月30日
「IRCI概要2021」のオンライン公開
「IRCI概要2021」(日本語版)をオンラインにて公開します。 IRCIのアジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する最新の調査研究プロジェクトについて、多彩な写真とともに分かり易く紹介しています。 また、今年10月に創立10周年を迎えるにあたり、IRCIのこれまでを振り返るデータをまとめたページも新たに加えました。 下記からダウンロードして、ぜひご覧ください。
2021年2月26日
「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献事業」プロジェクトレポート公開
IRCIでは、文部科学省(MEXT)の「ユネスコ未来創生プラットフォーム事業」の枠組みの中で、本年度から一般社団法人SDGsプラットフォームの委託を受けて推進している「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業にて、プロジェクトの成果をまとめたレポートを公開いたします。 本プロジェクトは、2020年度から2年間の予定で実施しているもので、IRCIは、バングラデシュ、インドネシア、キルギスタンの3NGOとともに、ICHがSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」及び目標11「住み続けられるまち…
2021年2月22日
持続的研究情報収集事業 第3回会合を開催(2021年2月)
IRCIは、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護のための持続的研究情報収集」事業の第3回ワーキンググループ会合を、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、バングラデシュ、インドから10名の専門家を招き、2021年2月9日オンラインにて開催しました。 今回開催された会合では、各国のプレゼンテーションとともに、これまで収集したデータの分析、データ収集を実施する上での課題の共有、今後の活動などについて話し合いました。
2021年2月16日
SDGs 国際シンポジウム オンラインにて開催(2021年1月)
IRCIは、本年度から一般社団法人SDGsプラットフォームの委託を受けて推進している「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業において、ユネスコ、日本、バングラデシュ、インドネシア、キルギスタン、ベトナム、フィリピンから専門家を招いて、国際シンポジウムを2021年1月28日と29日にオンラインにて開催しました。 本プロジェクトは、2020年度から2年間の予定で実施しているもので、ICHがSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」及び目標11「住み続けられるまちづくりを」に果たす役割に関して…
2020年11月6日
SDGs(教育)とICH ガイドライン(サバネン版)公開
IRCIでは、2018年度から2019年度にかけて、無形文化遺産を教育に生かすことを目的としたプロジェクトをフィリピン国家文化芸術委員会(NCCA)と協力して実施し、2018年度には、フィリピンのノンフォーマル教育向けに無形文化遺産を題材にした教材作成用ガイドラインを作成しました(英語・第一版)。また、2019年度にはガイドラインを実際の教育現場で検証した後、改訂版を作成しました(英語・第二版)。今回はこの改訂版ガイドラインを少数民族サバネンの人々の言語に翻訳しました。今後、このガイドラインがよ…
2020年11月6日
第9回IRCI運営理事会の開催
第9回IRCI運営理事会を、2020年10月30日オンラインで開催しました。運営理事会には、理事9名の参加に加え、文科省、外務省、堺市、中国・韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP, CRIHAP)などから19名が参加しました。 今回の理事会では、2021年度事業計画案および予算案が審議、承認されました。加えて、2019年度事業報告および決算報告ならびに2020年度事業進捗および予算の報告が了承されました。 今回はコロナ禍での初めてのオンラインによる運営理事会となり…
2020年8月20日
IRCI所長 ICHCAPウェビナーに出演
8月12日、韓国のユネスコC2センターであるICHCAP主催のオンラインセミナーが開催され、IRCI所長がセミナーの司会進行を務めました。セミナーではInter-regional Field Experience on Curriculum Development for ICH Safeguarding(無形文化遺産保護のためのカリキュラム開発に関する複数地域間の実地経験)というテーマの下、ウガンダ、南太平洋、ベルギーの経験が発表され、質疑が行われました。 セミナーは、下記のリンクから視聴でき…
2020年7月17日
SDGs(教育)とICH ガイドライン(英語版)公開
IRCIでは、2018年度から2019年度にかけて、ベトナム民族学博物館(VME)、ベトナム教育科学研究所(VNIES)と協力し、無形文化遺産をフォーマル教育に取り入れ、SDG4(質の高い教育)への貢献を目指したプロジェクトを実施しました。 プロジェクトでは、2018年度に無形文化遺産を題材にした教材作成用ガイドラインを作成しました(ベトナム語・第一版)。2019年度にはガイドラインを学校で検証した後、改訂版を作成しました(ベトナム語・第二版)。今回は第二版のベトナム語を翻訳し、英語版ガイドライ…
2020年3月6日
「無形文化遺産研究の展望-持続可能な社会にむけて」プロシーディングスの公開
IRCIが2019年12月17-18日に開催した国際研究者フォーラム「無形文化遺産研究の展望-持続可能な社会にむけて」のプロシーディングス(英語版)を公開します。 このプロシーディングスには、2日間にわたる議論及び参加者による報告を収録しています。
2020年3月3日
研究データベースリニューアルのお知らせ
IRCIは2014年以降、無形文化遺産(以下、ICH)の保護に関する研究成果を共有し、ICH保護を促進することを目指し、アジア太平洋地域のICH保護に関連する文献、研究者や専門家、機関に関する情報を提供するデータベースを公開してきました。 この度、利用者の声や専門家の意見をもとに、更に使いやすく、幅広い分野の利用者が活用できる情報を提供できるようデータベースの改善を行いました。 また、研究実績はあるがその情報が広く共有されていない国の一例としてミャンマーをとりあげ、今回ヤンゴン大学の人類学部と連…
2020年3月3日
プロジェクトレポート公開「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献プロジェクト」
IRCIでは、2018年度から2019年度にかけて、文部科学省のユネスコ活動補助金を得て、ベトナム民族学博物館(VME)、ベトナム教育科学研究所(VNIES)、フィリピン国家文化芸術委員会(NCCA)と協力し、無形文化遺産をフォーマル・ノンフォーマル教育に取り入れ、SDG4(質の高い教育)への貢献を目指したプロジェクトを実施しました。 2018年度は、無形文化遺産を題材にした教材作成用ガイドラインを作成し、2019年度、実際の教育現場での活用、専門家による現地でのモニタリング及び東京での国際ワー…
2020年3月2日
SDGs(教育)とICH ガイドライン公開
IRCIでは、無形文化遺産を教育に活かす試みとして「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業を2018年度から2019年度の2年間にわたり実施しました。 2018年度には、ベトナムのフォーマル教育及びフィリピンのノンフォーマル教育を対象に、ICHの要素を組み込むためのガイドライン(教材作成手順書)を作成しました。 2019年度には、そのガイドラインを実際に2か国の教育現場で使用し、現地でモニタリングと討議を行ったのち、東京での国際ワークショップで専門家の意見を共有し、それを踏まえてガイドラ…
2020年2月12日
研究情報の持続的収集事業 第2回会合を開催(2020年2月)
IRCIは、「研究機関との組織的連携による研究情報の持続的収集」事業の2019年度第2回ワーキンググループ会合を2020年2月4日と5日の2日間にわたって、東京国立博物館にて開催しました。 今回開催された会合には、カウターパートである大学等から6名の研究者を参加者として迎えました。会合では収集を実施した上で認識した課題やその改善策について具体的かつ専門的な見地から活発な議論が行われました。
2020年1月27日
カザフスタン民族遺産研究所長がIRCIを訪問
2020年1月21日、カザフスタン国立博物館民族遺産研究所のアハン・オンガルリ所長がIRCIを訪問し、今後の研究協力について話し合いました。カザフスタンは2011年に無形遺産条約を批准していますが、国内法の整備や目録作成などの課題が多いことから、オンガルリ所長からは研究活動を促進させることでこうしたメカニズムの構築につなげたいとの意向が伝えられました。
2020年1月27日
C2センター共同イベント、コロンビアにて開催
2019年12月9日~14日の5日間にわたり、ユネスコの第14回無形文化遺産政府間委員会がコロンビア・ボゴタで開催されました。 IRCIと中国、韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(CRIHAP、ICHCAP)は、会合のサイドイベントとして共同で冊子を製作し、会場で配布したほか、パネル展示やスライドショーによる活動紹介を行い、無形文化遺産の保護のための活動と貢献を広報しました。
2019年12月23日
国際研究者フォーラム ICHのSDGsへの貢献-「まちづくり」と「ひとづくり」
IRCIは、文化庁及び東京文化財研究所との共催により、国際研究者フォーラム「無形文化遺産研究の展望-持続可能な社会にむけて」を、2019年12月17日と18日の2日間にわたり、東京文化財研究所にて開催しました。 本フォーラムは、無形文化遺産(ICH)が「持続可能な社会」の実現にどのように貢献しうるかという課題を検討するために企画されました。国内及び海外8カ国から合計19名の専門家が集い、それぞれの発表をもとに、活発な議論を行ないました。無形文化遺産について、SDGs4「教育(ひとづくり)」とSD…
2019年12月23日
SDGs 国際ワークショップ開催(2019年11月)
IRCIは、「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業において国際ワークショップを2019年11月28日と29日に東京国立博物館にて開催しました。 本プロジェクトは2018年度から2019年度の2年間にわたり、ICHを教育に活かす試みとして、IRCIが企画し実施しています。昨年は、ベトナムのフォーマル教育及びフィリピンのノンフォーマル教育を対象に、ICHを教育に組み込むための教材作成手順書(ガイドライン)を作成しました。本年は、そのガイドラインを実際の教育の現場で使用し、現地でモニタリング…
2019年11月25日
12月17-18日 国際研究者フォーラム開催のお知らせ
独立行政法人国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、本年12月17-18日に東京都台東区の東京文化財研究所において、文化庁及び東京文化財研究所との共催により、国際研究者フォーラム「無形文化遺産研究の展望―持続可能な社会にむけて」を下記のとおり開催いたします。聴講は無料で先着順に100名を募集いたします。募集につきましては、こちらをご覧ください。 1 趣旨 2015年の「持続可能な開発目標」の策定に代表されるように、「持続可能な社会」の実現に向けた様々な取り組みに対して…
2019年11月15日
第8回IRCI運営理事会の開催
第8回IRCI運営理事会を、2019年11月11日、大阪国際会議場にて開催しました。運営理事会には、理事10名の出席に加え、文化庁、外務省、堺市、中国・韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP, CRIHAP)などから19名が参加しました。 今回の理事会では、2020年度事業計画案および予算案が審議、承認されました。加えて、2018年度事業報告および決算報告及び2019年度事業進捗および予算の報告が了承されました。 翌日12日には、外国人出席者を対象にエクスカーション…
2019年11月15日
ベトナム・ドンホー木版画の国際会議に出席
10月31日、ベトナム文化研究院(VICAS)の招待を受け、ハノイ美術博物館で行われたドンホー木版画の特別展のオープニングセレモニーに出席しました。また、引き続き11月1日にバクニン省で開かれたドンホー木版画に関する国際会議のセッションでは、IRCI大貫副所長が議長を務めました。 2013~2015年度にIRCIはVICASの協力のもと “ベトナム・ドンホー木版画を事例とする無形文化遺産のための保護措置の研究”プロジェクトを実施しました。今回の訪問は、IRCIのプロジェクトがその後のベトナムでの…
2019年11月6日
SDGs ベトナム・ハノイの学校視察とワークショップ(2019年10月)
IRCIでは、「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業において、ICHを教育に生かす試みの一つとして、2018年度、ベトナムの中学校向けの教材作成手順書(ガイドライン)を作成しました。 今回、このガイドラインがどう実際の教育現場で生かされているのかを検証するため、10月24日~25日にベトナムを訪問し、ハノイの民族学博物館(VME)と教育科学研究所(VNIES)の協力のもと、学校視察とワークショップを行いました。 1日目は、ハノイにある中学校2校を訪問し、ICH(綱引きの遊びと儀礼、ホア…
2019年10月30日
SDGsワークショップ フィリピンにて開催(2019年10月)
10月7日~8日、「無形文化遺産(ICH)のSDGsへの貢献」事業のフィージビリティ・ワークショップを、マニラのフィリピン国家文化芸術委員会(NCCA)にて開催しました。 IRCIでは、ICHを教育に生かす試みとして、2018年度にノンフォーマル教育施設(School of Living Traditions: SLT)向けの教材作成手順書(ガイドライン)を作成しました。今回のワークショップでは、このガイドラインに基づきICHである儀礼“ブクログ”について実際のレッスンを行ってきたミンダナオ島の…
2019年10月16日
12月17-18日 国際研究者フォーラム開催のお知らせ
独立行政法人国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、本年12月17-18日に東京都台東区の東京文化財研究所において、文化庁及び東京文化財研究所との共催により、国際研究者フォーラム「無形文化遺産研究の展望―持続可能な社会にむけて」を下記のとおり開催いたします。聴講は無料で先着順に100名を募集いたします。募集につきましては、こちらをご覧ください。 1 趣旨 2015年の「持続可能な開発目標」の策定に代表されるように、「持続可能な社会」の実現に向けた様々な取り組みに対して…
2019年9月18日
AVICOM関係者がIRCIを訪問
2019年9月2日~4日に行われたICOM第25回総会(京都大会)の終了後、2019年9月5日、AVICOM(オーディオビジュアル及び映像・音響新技術国際委員会)の関係者が、ICOMオフサイトミーティングの一環でIRCIを訪問し、意見交換を行いました。
2019年9月18日
国立文化財機構がICOM京都大会のブースに出展
2019年9月1日~7日まで、第25回ICOM(国際博物館会議)京都大会2019が日本で初めて開催されました。会場の国立京都国際会館には世界120の国と地域から、4,500人を超える博物館の専門家が集まりました。 期間中、ミュージアム・フェア(展示会)が同会場で開催され、ミュージアムや文化遺産に関わる先進技術を扱う企業や団体が約200ブース出展し、IRCIも国立文化財機構の一施設として活動を紹介し、そのスタッフも各セッションにも参加しました。
2019年9月18日
無形文化遺産と教育に関するアジア太平洋地域会合に参加しました
2019年8月28~30日にわたり、無形文化遺産と教育をテーマとしたアジア太平洋地域会合「Regional Meeting for Strengthening the Use of ICH in Education – Teaching and Learning With and About Intangible Cultural Heritage in Primary and Secondary Schools in Asia and the Pacific –」が、ユネスコバンコク事務所、ア…
2019年9月12日
ユネスコ本部及びカテゴリー2センターの関係者がアルジェリアで開催された合同会議に集結
2019年9月2日、3日の2日間にわたり、「第7回無形文化遺産に係るユネスコカテゴリー2センター年次会議」がアルジェリアのアルジェにて開催されました。 会議には、Tim Curtis無形文化遺産課長をはじめとするユネスコ本部及び北京事務所の専門家や、アルジェリア、イラン、ブルガリア、ペルー、中国、韓国、日本の7つのカテゴリー2センター関係者が出席しました。 会議の中ではユネスコ本部により、ユネスコの動向と重点事項の説明がなされ、ユネスコとカテゴリー2センターの共通認識を深めることが…
2019年7月26日
IRCI研究データベース改善のためのワーキンググループ会合開催
IRCIでは、研究活動を通じて収集した無形文化遺産に関する情報を研究データベースに投入して、2014年度より広く一般に公開しております(https://www.irci.jp/ichdb/)。さらに2019年度の事業として、コンテンツとデータベース機能について、このデータベースの改善を計画しています。 そこで今回コンテンツの充実―より多くのアジアの無形文化遺産の多様な研究データの投入をはかることーに焦点を当て、2019年7月22日と23日の2日間、東京国立博物館にて、会合を開催しました。この会合…
2019年7月26日
東京国立博物館で文化遺産のシンポジウム開催
2019年7月21日(日)、堺市及び国立文化財機構の共催による『東京シンポジウム2019-文化遺産を考える-』が東京国立博物館にて開催されました。 今回の東京シンポジウムでは、「百舌鳥・古市古墳群世界遺産登録記念」として古墳に焦点を当てた発表が行われ、大勢の参加者の関心を集めました。 シンポジウムでは、国立文化財機構を代表してIRCIの岩本所長が主催者の一人として冒頭であいさつを述べました。また、IRCIの活動を紹介するパネル展示や出版物の配布を行い、無形文化遺産の普及啓発に努めました。
2019年7月8日
情報の持続的収集事業第1回会合を開催(2019年6月)
IRCIは、「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する調査研究」の一環として、研究機関との組織的連携による研究情報の持続的収集事業2019年度第一回ワーキンググループ会合を2019年6月26日と27日の2日にわたって、東京国立博物館黒田記念館にて開催しました。 会議には、6か国7名の大学・研究所の専門家が参加し、各国、各機関での無形文化遺産に関する情報収集の現状について情報共有したのち、今後の無形文化遺産関連の研究情報収集のメカニズムに関して活発な議論が交わされ、その具体的方針について意…
2019年6月5日
CIRAT所長がIRCIを訪問
2019年6月4日、CIRAT(水と学際研究に関する国際センター)(ブラジル)のセルジオ・リベイロ所長がIRCIを訪問しました。 CIRATとIRCIの組織や活動内容についてお互いに説明したのち、カテゴリー2センターを目指すCIRATに対し、IRCIよりカテゴリー2センターとして開所するまでのプロセスや無形文化遺産の保護に関して情報提供を行いました。また今後の事業での協力の可能性について意見交換をしました。
2019年5月28日
タイ国チュラロンコン大学タイ研究所の研究者がIRCIを訪問
2019年5月22日、タイ国チュラロンコン大学タイ研究所のリッティロン・ジワカノン所長を団長とする4名の皆さまがIRCIを訪問しました。 チュラロンコン大学タイ研究所とIRCIの組織や活動内容についてお互いに説明したのち、無形文化遺産の保護に関する活動及び今後の事業での協力の可能性について意見交換をしました。
2019年5月13日
2018年度~2019年度事業「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する複合領域的研究-教育を題材として」によるフィリピンのノンフォーマル教育向けガイドライン(英語)の公開
IRCIでは、無形文化遺産を教育に活かすことを目的とした事業を2018年度から開始しました。事業の中核として、フィリピンのノンフォーマル教育向けに無形文化遺産の要素を組み込んだ教材作成のためのガイドラインを策定しました。2019年度は、このガイドラインを実際の教育現場に導入し、効果をモニタリングします。 また、ベトナムでのフォーマル教育向けのガイドラインも当ホームページにて公開しております。
2019年4月23日
2018年度~2019年度事業「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する複合領域的研究-教育を題材として」によるガイドライン(ベトナム語)の公開
IRCIでは、無形文化遺産を教育に活かすことを目的とした事業を2018年度から開始しました。事業の中核として、ベトナムでのフォーマル教育に無形文化遺産の要素を組み込んだ教材作成のためのガイドラインを策定しました。2019年度は、このガイドラインを実際の教育現場に導入し、効果をモニタリングします。 また、フィリピンのノンフォーマル教育向けのガイドラインも当ホームページにて近日中に公開されます。
2019年4月1日
「アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップ」プロシーディングスの公開(2019年3月)
IRCIが2018年12月7-9日に仙台で開催した「アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップ」のプロシーディングスを公開します(英語版のみ)。 このプロシーディングスには、3日間にわたる議論をまとめるとともに、参加者による報告を収録しています。以下の目次より、タイトル毎にダウンロードいただけます。 ※末尾の画像をクリックすると全体のPDF版をダウンロードできます。 [CONTENTS] Preface (Wataru Iwamoto) Introduction to th…
2019年3月29日
「無形文化遺産を災害から保護し防災に活用するための声明および提言」(日本語訳)の公開(2019年3月)
IRCIでは2018年12月7日~9日の3日間、仙台にて、国際研究ワークショップ「アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップ」を開催しました。ワークショップではアジア太平洋各地から集まった無形文化遺産研究者、博物館関係者、および災害研究者等により、災害による無形文化遺産への影響や、無形文化遺産を災害リスクマネジメントに活用する可能性などについて議論しました。そこで無形文化遺産領域における調査研究や実践的取組み、また防災領域との協働の必要性および重要性が強く認識されたことを踏ま…
2019年3月19日
2018年度事業「ICH保護研究に関する文献サーヴェイ報告書(2016-2018)(英文)」の公開
IRCIでは、「無形文化遺産保護に関する研究のマッピング」事業の一環としてアジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する文献調査を行ってきました。既存の文献、研究機関、研究者の情報を体系的に収集、分析することにより、無形文化遺産に係る基本的な研究情報を把握することを目的としています。調査ではこれまでに32カ国・地域で情報収集を行いました。最終年度である2018年度は、これまでの取り組みをふりかえり、今後を展望する英文報告書(全18頁)を出版しました。
2019年2月12日
無形文化遺産を教育に活かす-国際シンポジウムを開催(2019年1月)
IRCIは、国際シンポジウム「無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する複合領域的研究 – 教育を題材として」を2019年1月21日と22日の2日間にわたって、奈良教育大学で同大学の後援を得て開催しました。 当シンポジウムには、フィリピン国家文化芸術委員会(NCCA)、ベトナム民族学博物館(VME)、ベトナム教育科学研究所(VNIES)、ユネスコバンコク事務所、文部科学省、東京文化財研究所、東京都市大学から専門家や関係者らが参加し、無形文化遺産をフォーマル及びノンフォーマルの教育に活かすための…
2019年2月12日
フィリピン人間国宝のヴィルヒリオ・アルマリオ氏が、京都大学東南アジア地域研究研究所にて講演を行いました
IRCIと京都大学東南アジア地域研究研究所(CSEAS)の共催により、2019年1月31日(木)に京都大学東南アジア地域研究研究所 (稲盛財団記念館)にて、フィリピン人間国宝のヴィルヒリオ・アルマリオ氏による講演 「国民の記憶の再構築による国家の再建」 を実施しました。講演後には参加者との活発な質疑応答が行われました。 また、来日中には文化庁・東京文化財研究所・東京国立博物館・京都国立博物館を訪問し、文化庁次長や各施設長との面談や博物館内の視察を行いました。
2019年1月17日
2019年1月31日 フィリピン国家文化芸術委員会会長による講演 ‘Reconstructing the National Memory towards Nation-Building’ 開催のお知らせ
IRCIと 京都大学東南アジア地域研究研究所 (CSEAS) は、2019年1月31日(木)に、京都大学稲盛財団記念館3階大会議室にて、フィリピン国家文化芸術委員会会長のヴィルヒリオ・セナドリン・アルマリオ氏による講演 ‘Reconstructing the National Memory towards Nation-Building’ を開催します。 詳細は下記のチラシをご参照ください。
2018年12月20日
アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップ を仙台にて開催(2018年12月7日~9日)
IRCIは、2018年12月7日(金)~9日(日)の3日間、仙台国際センター及び宮城県女川町にて、東京文化財研究所との共催、東北大学東北アジア研究センターの協力により、アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップを開催しました。 ワークショップではミャンマー、ベトナム、フィリピン、ネパール、フィジー、バヌアツ、バングラデシュ、インドネシア、日本などアジア太平洋各国からの17名の参加者が事例や無形文化遺産保護の課題について報告を行ったのに加え、ラテンアメリカのカテゴリー2センター…
2018年10月29日
2018年12月7日~9日 アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップ 開催のお知らせ
IRCIは、2018年12月7日(金)~12月9日(日)の3日間、仙台国際センター及び宮城県女川町にて、東京文化財研究所との共催、東北大学東北アジア研究センターの協力により、アジア太平洋の無形文化遺産と自然災害に関する地域ワークショップを下記のとおり開催いたします。 1 趣旨 近年、国内的にも国際的にも文化遺産防災への関心が高まっています。しかし国際的な関心の多くは有形の文化遺産に集中しており、無形文化遺産への影響についてはあまり議論が進んでいません。IRCIでは2016‐2017…
2018年10月4日
「IRCIリーフレット」の刊行
「IRCIリーフレット(日本語版・英語版)」を刊行しました。 IRCIが推進する、アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する研究事業などについて、わかりやすく紹介しています。
2018年10月4日
第七回IRCI運営理事会の開催
第七回IRCI運営理事会を、2018年9月26日、リーガロイヤルホテル大阪にて開催しました。運営理事会には、理事8名の出席に加え、文化庁、外務省、堺市、中国・韓国の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP, CRIHAP)などから14名が参加しました。 今回の理事会では、2019年度事業計画案および予算案が審議、承認されました。加えて、2017年度事業報告および決算報告及び2018年度事業進捗および予算の報告が了承されました。 翌日にはエクスカーションを実施し、紙漉き・和紙…
2018年9月12日
無形文化遺産と教育に関する、2018年度北東アジア地域会合に参加しました
2018年8月28~30日にわたり、無形文化遺産と教育をテーマとした北東アジア地域会合が、「2018 Sub-regional Meeting for ICH safeguarding in Northeast Asia “ICH in Education: Toward Joint Collaboration for Promoting ICH in Formal and Non-Formal Education”」と題してモンゴルのウランバートルにて開催され、IRCIからも岩本所長と林係長の…
2018年7月30日
2016-2017年度事業『アジア太平洋地域における無形文化遺産と災害リスクマネジメントに関する予備調査』報告書の公開
IRCIの研究事業『アジア太平洋地域における無形文化遺産と災害リスクマネジメントに関する予備調査』(2016-2017年度)の報告書(英語のみ)を公開します。 報告書には、事業活動のまとめ、2016年度に開催したワーキンググループ会合の記録、2017年にバヌアツ・フィリピン・フィジー・ベトナム・ミャンマーの研究者や機関と協力して実施した、自然災害に関連する無形文化遺産の現状を把握する調査の事例報告が収録されています。 2年間の予備調査では、1)自然災害による無形文化遺産へのインパクトを理解すると…
2018年7月13日
日本芸術文化振興会の理事長らがIRCIを訪問
2018年7月8日、独立行政法人日本芸術文化振興会の河村潤子理事長、櫻井弘理事を始めとする5名の皆様がIRCIを訪問しました。 日本芸術文化振興会(文楽劇場、国立劇場等)とIRCIの現状の説明ののち、無形文化遺産の保護及び国際交流に係る課題や、無形文化遺産と教育の関わりなどについて意見交換をし、今後の事業実施にあたって協力関係を深めました。
2018年4月18日
国際シンポジウム「無形文化遺産をめぐる交渉」の報告書の公開
IRCIが、国立民族学博物館及び文化庁との共催により平成29年11月29日から12月1日に実施した、国際シンポジウム「無形文化遺産をめぐる交渉」の報告書(英語のみ)を公開します。 報告書では、専門家の発表要旨及びパワーポイントスライド、そして、最終日に行った議論のまとめをご覧いただけます。 また、平成31年には、論文集が国立民族学博物館より出版される予定です。 ※画像をクリックするとPDF版がダウンロードできます。
2018年4月10日
タイのユネスコカテゴリー2センター(International Training Centre in Astronomy)代表団がIRCIを訪問
2018年3月30日、タイで初のユネスコカテゴリー2センターである、International Training Centre in Astronomy under the auspices of UNESCO(ITCA)の代表団4名がIRCIを訪問しました。組織の運営やマネジメントについて、また、天文に関する伝承などの無形文化遺産について情報共有をしました。
2018年1月24日
国際シンポジウム「無形文化遺産をグローカルに見るー地域社会と研究者、国家、ユネスコの相互作用ー」プロシーディングスの公開
IRCIが、成城大学グローカル研究センター及び文化庁との共催により平成29年7月7-9日に実施した、「無形文化遺産をグローカルに見る―地域社会と研究者、国家、ユネスコの相互作用―」のプロシーディングス(英語のみ)を公開します。 本プロシーディングスでは、シンポジウムの中で専門家によって議論・分析された、行政・継承者レベルでの無形文化遺産の保護について、また、地域社会・研究者・国家・ユネスコによる、保護の過程におけるそれぞれの関わりについての検証内容など、貴重な事例をご覧いただけます。 ※画像をク…
2017年12月26日
第六回IRCI運営理事会の開催
第六回IRCI運営理事会が、2017年12月22日、大阪国際会議場にて開催されました。運営理事会には、理事8名の出席に加え、松浦IRCI名誉顧問(元ユネスコ事務局長)、外務省、文化庁、堺市、中韓の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP, CRIHAP)などから18名が参加しました。 今回の理事会では、以下の項目について審議、承認がなされました。 1. 2016年度事業報告および決算報告 2. 2017年度事業進捗および予算 3. 2018年度事業計画案および予算案 翌…
2017年12月15日
ユネスコ無形文化遺産保護条約第12回政府間委員会サイドイベントにて、IRCIパネル展を開催
IRCIは、2017年12月1(金)~9日(土)の9日間にわたり、韓国のチェジュ市にて行われた「無形文化遺産保護条約第12回政府間委員会」と、委員会に先立って実施されたNGOのキャパシティ・ビルディングに関するワークショップのサイドイベントにおいて、活動紹介のパネル展を開催しました。 委員会には約800人の参加があり、会議場入口に展示されパネルには、多くの各国関係者や無形文化遺産専門家が立寄り、IRCIの主な活動やこれまでの実績に注目し、関心を寄せていただくことができました。
2017年12月5日
国際シンポジウム “無形文化遺産をめぐる交渉”を大阪にて開催
IRCIは国立民族学博物館と文化庁との共催により、国際シンポジウム 「無形文化遺産をめぐる交渉」を、2017年11月29日(水)から12月1日(金)にわたり、国立民族学博物館(大阪)にて開催しました。 基調講演にスヴァニボル・ペッタン氏(リュブリャナ大学芸術学部音楽学科教授・国際伝統音楽評議会(ICTM)副会長)を招き、「中央・南東部ヨーロッパにおけるユネスコとICTMに関する無形文化遺産の交渉」をテーマにお話をしていただきました。続いて、3日間にわたり、下記セッション1~4をテーマに、9カ国の…
2017年10月20日
2017年11月29日~12月1日 国際シンポジウム「無形文化遺産をめぐる交渉」開催のお知らせ
IRCIは、2017年11月29日(水)~12月1日(金)の3日間、国立民族学博物館において、国立民族学博物館及び文化庁との共催により、国際シンポジウム「無形文化遺産をめぐる交渉」を下記のとおり開催いたします。 1 趣旨 人類の多様な文化の研究において、無形文化遺産の保護と継承は喫緊の課題の1つであり、近年、文化人類学や関連諸分野の研究者の関心が高まっています。しかし、無形文化遺産、あるいはより一般的に遺産として今日知られるものは、ローカルコミュニティにおいて必ずしも自明ではなく、複雑なプロセス…
2017年10月18日
松浦晃一郎氏がIRCI名誉顧問に就任
2017年10月1日付でIRCI名誉顧問にご就任する松浦晃一郎氏に対して、岩本所長より委嘱状を交付いたしました。松浦氏には、これまで運営理事をお務めいただきましたが、ユネスコ事務局長をはじめとした豊富な経験と知識を基に、引き続き名誉顧問としてIRCIに対して支援及び助言を行っていただきます。
2017年9月28日
ユネスコ本部及びカテゴリー2センターの各国関係者がイランで開催された合同会議に集結
2017年9月10(日)、11日(土)の2日間にわたり、「第5回無形文化遺産に係るユネスコカテゴリー2センター年次会議」がイランのシラーズにて開催されました。会議には、Tim Curtis無形文化遺産課長をはじめとするユネスコ本部の専門家や、ブルガリア、中国、イラン、日本、ペルー、韓国のカテゴリー2センター関係者が出席しました。 会議の中ではユネスコ本部により、ユネスコとカテゴリー2センターの活動が整合的なものになるような方策について議論が進められ、本部及びカテゴリー2センターが共に目指し、進む…
2017年8月7日
「無形文化遺産国際シンポジウムー技と心を受け継ぐー」報告書の公開
IRCIが、文化庁及び堺市との共催により平成28年度に実施した、「無形文化遺産国際シンポジウムー技と心を受け継ぐー」の報告書(日本語のみ)を公開します。本報告書では、シンポジウムの中で有識者により話し合われた、無形文化遺産の継承や、無形文化遺産が果たす役割についての議論の内容がご覧いただけます。 ※画像をクリックするとPDF版がダウンロードできます。
2017年8月2日
7カ国24名の無形文化遺産専門家が保護の現状を議論(2017年7月)
IRCIは、成城大学グローカル研究センター及び文化庁との共催により、国際シンポジウム『無形文化遺産をグローカルに見るー地域社会と研究者、国家、ユネスコの相互作用ー』を、2017年7月7日(金)~9日(日)にわたって東京で開催しました。 シンポジウムは、松浦ユネスコ前事務局長による基調講演で始まりました。その後5つのセッションを設け、無形文化遺産がこれまでどのように保護されてきたかを行政レベル、継承者レベルで交互に議論、分析しました。同時に、地域社会・研究者・国家・ユネスコが保護の過程でどのような…
2017年8月1日
東京国立博物館で無形文化遺産のシンポジウム開催
2017年6月3日(土)、堺市及び国立文化財機構の共催による『東京シンポジウム2017ー文化遺産を考えるー』が東京国立博物館にて開催されました。 佐々木丞平氏(京都国立博物館長)と吉田憲司氏(国立民族学博物館)による基調講演の中では、世界のミュージアムが果たす、無形文化遺産伝承の場としての役割について新たな視点が紹介されました。また、「無形文化遺産の取り組み、その最前線」とのテーマの下で行われた事例発表は、岩本渉(IRCI所長)、中島誠一氏(前長浜市曳山博物館長)、薮内佐斗司氏(東京藝術大学教授…
2017年8月1日
平成28年度「IRCI国際専門家会合」報告書の公開
IRCIが平成28年度に実施した、「国際専門家会合」の報告書(英語版のみ)を公開します。 会合の中で話し合われた、アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する最新の研究動向と課題についての議論がご覧いただけます。 ※画像をクリックするとPDF版がダウンロードできます。
2017年3月31日
カンボジア文化芸術省Ek Buntha氏一行のIRCI視察
2017年3月15日、Ek Buntha氏(カンボジア文化芸術省総合局副局長〔無形文化遺産担当〕、王立芸術大学教授)ご一行が初めてIRCIを視察しました。岩本渉IRCI所長より、IRCIの現在および新規事業を紹介し、今後の課題について意見交換を行いました。 Ek Buntha氏は、これまでIRCIの様々な事業に貢献しており、今回の訪問はさらなる協力関係の発展にとって有意義な機会となりました。
2017年3月31日
自然災害事業でのミャンマー予備調査(2017年3月)
IRCI事業「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」初年度の活動の一環として、IRCIは児玉茂昭氏(国立民族学博物館プロジェクト研究員)およびメレディス・ウィルソン氏(ステップワイス・ヘリテージ・アンド・ツーリズムの2名の研究者をミャンマーに派遣しました。 2017年3月13-17日の短い日程のなか、両名はバガン、インレー湖、マンダレー、ヤンゴンを訪問し、文化や災害マネジメント関連の現地研究者や政府関係者、その他様々な機関の専門家等に会い、意見交換を行…
2017年3月22日
文化遺産国際協力コンソーシアムでの発表
2017年3月1日、IRCIアソシエイトフェローの田中鉄也が、文化遺産国際協力コンソーシアム第53回企画分科会(会場:東京文化財研究所)にて、平成28年度の「無形文化遺産保護に関する研究のマッピング」事業の成果報告を行いました。発表では、アジア太平洋地域の11カ国で実施した無形文化遺産(ICH)に関する文献調査、それを踏まえて11月18~19日に行われた専門家会合での議論(「ICH保護に関する関係各国の最新の研究動向と課題」)、さらにこの文献調査の成果をIRCIデータベースで公開する意義について…
2017年3月22日
第6回CRIHAP運営理事会への出席
2017年2月23日、第6回アジア太平洋無形文化遺産国際研修センター(CRIHAP)〔中国ユネスコカテゴリー2センター〕運営理事会が中国・北京にて開催されました。議長、理事11名に加え、日韓の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(IRCI、ICHCAP)など11組織から23名が陪席し、日本からは、国立文化財機構の池原充洋理事、IRCIの大貫美佐子副所長および杉野ゆりかアソシエイトフェローが出席しました。 CRIHAPのRong Xu前所長およびBin Liang新所長出席のもと、池原…
2017年3月2日
自然災害事業でのマーシャル諸島予備調査(2017年2月)
2017年2月13~17日、野嶋洋子アソシエイトフェロー(IRCI)およびフイ・グエン氏(Institute for Social and Environmental Transition (ISET) –Vietnam)の2名で構成されるIRCIの調査チームが、「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」事業のため、マーシャル諸島共和国の首都マジュロを訪問しました。 本事業では、IRCIは調査対象地域を太平洋諸島にまで広げており、このマーシャル諸島訪問は、昨年…
2017年2月14日
「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」事業ワーキンググループ国際会合の開催(2017年1月)
IRCIは2017年1月30日、東京国立博物館にて「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」事業のワーキンググループ国際会合を開催しました。 今年度、IRCIでは今後の事業活動や多様なアプローチの可能性を探ることを目的に、災害研究に関連する領域の専門家を招き、ワーキンググループ会合を開催してきました。本会合はその第3回の会合として企画されました。今年度の活動をまとめ、アジア太平洋という広い視点から意見交換を行うことを視野に、今回は、アジア太平洋地域から文化、遺…
2017年1月25日
IRCI連携研究員制度の発足
2017年1月1日より、IRCIの研究体制充実及び他機関との連携の強化のため、連携研究員制度が発足しました。本制度は、IRCIの研究事業に連携協力するために併任された国立文化財機構の研究員がIRCI連携研究員の名称を用いて、研究活動を行うものです。 その第一号として、東京文化財研究所無形文化遺産部の石村智音声映像記録研究室長が併任発令されました。石村室長はこれまでも「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」にご協力いただいておりましたが、今後はIRCI連…
2017年1月12日
ハノイ開催の第3回IRCI国際ワークショップ「大メコン圏における無形文化遺産に関する法制度研究」にて法整備支援ツールキット作成
IRCIは、2013年度より、「大メコン圏における無形文化遺産に関する法制度研究」プロジェクトを開始し、各国の無形文化遺産保護に関する法制度(法律、規則等)、政策、優良事例の分析を行った上で、法整備に役立つ内容を盛り込んだツールキットの作成を目指してきました。 これまで、2014年12月に九州大学、2015年12月に富山県富山市にて関連ワークショップを開催し、また、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、タイ、ラオス等に専門家を派遣し、現地調査を行いました。 今回、2016年12月17日~19日、河野…
2017年1月12日
「IRCI概要2016」の刊行
IRCI開設5周年を機に、「IRCI概要2016(日本語版・英語版)」を刊行しました。 主に、IRCIのこれまでのアジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する様々な調査研究プロジェクトについて紹介しています。
2017年1月12日
自然災害事業でのベトナム予備調査(2016年12月)
2016年12月14~20日、野嶋洋子アソシエイトフェロー(IRCI)および久保田裕道無形民俗文化財研究室長(東京文化財研究所)の2名で構成されるIRCIの調査チームは、新事業「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」のためベトナムを訪問しました。 調査チームは、ハノイ、フエ、ホイアンにおいて、災害リスクマネジメント及び文化遺産領域で活動する様々な研究機関や研究者を訪問し、一連のミーティングを通じてベトナムにおける災害リスクマネジメントの現状及びその文脈での無…
2017年1月12日
第9回ICHCAP運営理事会への出席
2016年12月15日、第9回アジア太平洋無形文化遺産国際情報ネットワークセンター(ICHCAP)〔韓国ユネスコカテゴリー2センター〕運営理事会が韓国・ソウルにて開催されました。議長、理事11名に加え、日中の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(IRCI, CRIHAP)など4組織から12名が陪席しました。日本からは、国立文化財機構の池原充洋理事、IRCIの岩本渉所長および三島貴雄係長が出席しました。 池原理事はIRCIとICHCAPの連携、さらにはCRIHAPも含めたアジア太平洋地…
2016年11月30日
大阪府堺市での無形文化遺産国際シンポジウムの開催
2016年11月19日、「無形文化遺産国際シンポジウム―技と心を受け継ぐ―」が大阪府堺市のサンスクエア堺にて開催されました。IRCIの開設5周年という機会を捉え、無形文化遺産を保護し、次世代へ継承することの意義について考える一般公開の本イベントには、200名を超える幅広い年齢層の方々がご来場くださり、テーマへの関心の高さがうかがえました。 松浦晃一郎氏(前ユネスコ事務局長)による基調講演「無形文化遺産と私たち」では、ユネスコにおける文化遺産保護の取り組みや、地域に根ざした無形文化遺産の保護の大切…
2016年11月30日
2016年度IRCI国際専門家会合の開催(2016年11月)
2016年度IRCI国際専門家会合が、2016年11月18日から19日にかけて、サンスクエア堺にて開催されました。本会合には、アジア太平洋地域の14カ国から無形文化遺産(ICH)の専門家が招かれ、ユネスコ北京事務所や文化庁からの陪席を含め、計25名が出席しました。 1日目には「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護に関する最新の研究動向と課題」として、ニュージーランド、パラオ、ネパール、スリランカ、日本、モンゴル、バヌアツ、ミャンマー、カンボジア、マレーシア、そしてイランといった11カ国のICH保護…
2016年11月21日
「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」事業にて第2回ワーキンググループ会合開催(2016年11月)
2016年11月11日、IRCIは東京文化財研究所にて「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」事業の第2回ワークンググループ会合を開催しました。この会合では、様々な学問領域から災害研究に携わる外部専門家を招き、事業発展の可能性やアプローチについて意見交換を行うことを目的としています。第2回会合には、国立民族学博物館の林勲男准教授を話題提供者として招き、「災害文化と無形文化遺産の継承」のタイトルでご報告いただきました。本会合には、岩本渉所長(IRCI)、山梨絵…
2016年11月21日
自然災害事業でのバヌアツ・フィジー予備調査(2016年10月)
IRCIでは2016年4月より、新規事業「アジア太平洋地域の無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」を実施しています。この事業の一環として、対象地域における災害リスクマネジメント及びその文脈での無形文化遺産の現状を把握することを目的として、10月下旬、IRCIの調査チームがバヌアツとフィジーを訪問しました。 バヌアツへは、野嶋洋子アソシエイトフェロー(IRCI)およびメレディス・ウィルソン氏(ステップワイス・ヘリテージ・アンド・ツーリズム、オーストラリア)の2名がIRCIより派…
2016年10月20日
ウランバートルでの2016年度北東アジア無形文化遺産保護会議への出席
2016年10月10日~12日、「2016年度北東アジア無形文化遺産保護会議:無形文化遺産の保護の理解増進におけるメディアの役割」(主催:ユネスコ北京事務所、アジア太平洋無形文化遺産国際情報ネットワークセンター(ICHCAP)〔韓国ユネスコカテゴリー2センター〕、共催:モンゴルユネスコ国内委員会、協賛:モンゴル文化遺産センター)がモンゴル・ウランバートルにて開催されました。アジア6カ国から30名以上の各国政府、研究機関、メディア関係者が集い、日本からは文化庁、日本放送協会(NHK)関係者、IRC…
2016年10月7日
11月19日 無形文化遺産国際シンポジウムー技と心を受け継ぐー開催のお知らせ
独立行政法人国立文化財機構アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)では、本年11月19日に大阪府堺市において、文化庁及び堺市との共催により、「無形文化遺産国際シンポジウム―技と心を受け継ぐ―」を下記のとおり開催いたします。 1. 趣旨 アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)は、平成23年10月1日に堺市に開設されてから5周年を迎えます。この機会を捉え、無形文化遺産を地域で 保存し次世代へむけて受け継いでいくことの意味、また、無形文化遺産が我々の生活において果たす役割を、「技」と…
2016年10月7日
第五回IRCI運営理事会の開催
第五回IRCI運営理事会は、2016年9月28日、大阪国際会議場にて開催されました。運営理事会には、理事10名の出席に加え、外務省、文化庁、中韓の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリー2センター(ICHCAP, CRIHAP)など7組織から17名が陪席しました。 今回の理事会では、以下の項目について審議し、承認しました。 1. 2015年度事業報告および決算報告 2. 2016年度事業進捗および予算 3. 2017年度事業計画案および予算案 翌日には、エクスカーションでは、ユネスコの無形文化遺産…
2016年9月1日
報告書・出版物の更新
報告書・出版物に以下の資料を追加し、PDF形式で閲覧可能になりました。 Proceedings of 2015 IRCI Experts Meeting on Mapping Project for Intangible Cultural Heritage (ICH) Safeguarding in Asia and the Pacific (8-9 December 2015, Bishkek, Kyrgyz Republic) (英語版のみ)
2016年7月27日
ICOMミラノ大会への出席
2016年7月3日~9日まで、3年に1回開催される国際博物館会議(International Council of Museums:ICOM)大会がイタリア・ミラノにて開催された。IRCIからは岩本渉所長および三島貴雄係長が出席した。無形文化遺産に関しては、CIDOC(ドキュメンテーション)部会において無形遺産(Intangible Heritage)のテーマの下、発表議論が行われた。次回2019年の開催地は京都であり、日本では初めてのICOM大会が開催され、博物館の今後のあり方について議論が行…
2016年7月27日
無形文化遺産と自然災害に焦点をあてた新規事業の始動
第4回運営理事会の決定に基づき新たな中期計画(2016-2020年度)が採択され、事業活動の柱のひとつとして「無形文化遺産保護と災害リスクマネジメント」が掲げられました。これを踏まえIRCIでは、この新たな領域に取り組むための第一段階として、今年度4月より新規事業「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護と災害リスクマネジメントに関する予備調査」を立ち上げ、東京文化財研究所の無形文化遺産部との連携により、事業を効果的に進めています。 事業初年度となる今年は、アジア太平洋地域における災害リスクマネ…
2016年6月21日
第4回無形文化遺産に関するカテゴリー2センター会合開催について
ユネスコカテゴリー2センター(ユネスコの賛助を得てその方針に従った活動を行う機関。以下、C2センター)であるIRCIは、第4回無形文化遺産C2センター会議に、岩本渉所長および児玉茂昭アソシエイトフェローを代表として参加した。この会議は、無形文化遺産保護条約第6回締約国会議の開催に合わせて、6月3日にユネスコ本部(フランス・パリ)で開催され、IRCIを含む世界の7つの無形文化遺産保護にかかわるC2センターが集まった。会議では、無形文化遺産保護条約に関する方針や活動の最新の状況がユネスコから共有され…
2016年6月21日
東京シンポジウム「文化遺産を考える」に紹介されました。
2016年5月14日に東京国立博物館平成館大講堂にて行われた、標記シンポジウム(参加者225名)にて、IRCIが紹介されました。 また、ロビーではIRCIの活動に関するパネルが展示されました。 共催:堺市・独立行政法人国立文化財機構、 後援:文化庁、国立民族学博物館、北海道博物館、 百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録推進本部会議)
2016年6月21日
佐藤禎一元文部事務次官がIRCIを訪問しました。
2016年4月28日、佐藤禎一元文部事務次官(国際医療福祉大学教授)がIRCIを訪問しました。 IRCI設立に向けて、ユネスコ日本政府代表部特命全権大使として協定成立に向けての交渉など、 多大な尽力をした佐藤元文部事務次官にとっては、堺市博物館内のIRCI事務所の訪問は初めてとなりました。 岩本所長より職員全員の紹介、現在の事業についての説明を受けたのち、今後の課題について意見交換を行いました。
2016年6月21日
タイのマハー・チャクリ・シリントーン王女人類学センター(SAC) 代表団がIRCIを訪問しました。
2016年4月12日、タイのマハー・チャクリ・シリントーン王女人類学センター(SAC)所長ソムスダ・レヤヴァニジャ博士をはじめとする13名の代表団が、IRCIを訪問しました。IRCIからは大貫美佐子(副所長)、児玉茂昭(アソシエイトフェロー)、薗田郁(アソシエイトフェロー)が出迎え、SACと双方の活動についての情報を交換し、今後の協力について話し合いました。SAC は、2012年にタイでの国際研究セミナー開催のために、IRCIが開所して初めて協力関係を構築した海外の研究機関であり、今回の訪問は今…
2016年6月21日
IRCIの研究データベースを更新しました。
2015年度のマッピング事業で実施した文献サーヴェイに参加した研究者等の協力により、「研究データベース」を更新しました。この更新で収録情報件数は1000件を越え、また現地語(ウズベク語・タイ語・タジク語・ベトナム語など)によるレポートや論文の情報を、英文要旨を含めて閲覧できるようになりました。
2016年6月21日
報告書・出版物を更新しました。
報告書・出版物に以下の資料を追加し、PDF形式で閲覧可能になりました。 IRCI Second International Workshop on the Study of Legal Systems Related to Intangible Cultural Heritage in the Greater Mekong Region (Toyama, Japan 17-19 December 2015) (英語版のみ)
2016年4月28日
新所長が就任しました。
新所長が就任しました。 4月1日付で岩本渉氏が新しいIRCI所長に就任しました。 文部科学省、ユネスコ本部での豊かな経験を有する岩本氏を中心とする 新たな体制のもと、IRCIは調査研究活動の一層の進展に努めていきます。
2016年3月28日
ベトナム・ドンホー木版画に関する事業の最終討議が東京で行われました。
IRCIは2013(平成25)年度より、ベトナム文化芸術研究院(VICAS)との連携のもと、「ベトナム・ドンホー版画を事例とする無形文化遺産のための保護措置の研究」と題した事業を実施してきました。その事業最終年度の活動として、最終報告書出版に向けた編集会議を行いました。黒田記念館及び東京国立博物館で行われたこの集中的討議のため、2月15日‐18日の期間、VICAS研究者2名とドンホー村の木版画家1名が東京を訪れました。会議のなかでは、事業成果についてのまとめや今後のVICASとIRCIとの協働に…
2016年3月28日
シンガポールにて、IRCI研究事業に関連する発表が行われました。
無形文化遺産専門家Susan McIntyre-Tamwoy氏がシンガポールを訪問し、IRCIが氏に委託した現地調査の成果を含む発表を行いました。 2016年1月25日には、南洋理工大学で開催された第3回シンガポール遺産科学会議にて、国境にまたがる無形文化遺産と2003年条約の課題をテーマとした発表を行いました。また1月27日にはシンガポール国立博物館で国家遺産局のメンバー等に対し、東南アジアの文化財保護における法的及びその他のメカニズムについて発表を行いました。この発表は、氏が協力したIRC…
2016年3月4日
ICOMOSコロキアムに参加しました。
2016年3月4日、パリで開催されたICOMOS主催のコロキアム“Post-Trauma Reconstruction”にて、大貫美佐子がスリランカ及び東ティモールを事例とする紛争・内紛後の無形文化遺産の再活性化についての調査研究から考察する「復興の基軸」について発表しました。午前中のプレゼンテーションに続き、午後はグループに分かれて関連する具体的なテーマで討議を行い、その成果を発表して終了しました。コロキアムにはケンブリッジ大学やスタンフォード大学でこのテーマを扱う研究者や、国家の無形遺産が危…
2016年2月29日
文化遺産国際協力コンソーシアムで発表を行いました。
IRCIアソシエイトフェローの児玉茂昭が、2016年2月29日、東京文化財研究所で開催された文化遺産国際協力コンソーシアムの企画分科会にて、2015年度のマッピング事業(「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」)の成果について報告を行いました。発表のなかでは、アジア太平洋地域の17ヶ国について実施した無形文化遺産保護研究の体系的サーヴェイと、その成果をIRCIの研究データベースを通じて共有することの意義に焦点をあて、今後の事業継続に有効なコメントを得ることができました。 問い合わせ先:児玉…
2016年2月24日
IRCIの研究事業強化のため、研究者がベトナムとカンボジアを訪問しました。
「大メコン圏における無形文化遺産に関する法制度研究」をはじめとするIRCIの研究事業における協力機関との連携強化と情報収集のため、IRCIはSusan McIntyre-Tamwoy氏(Extent Heritage)とKatie O’Rourke氏(Katie O’Rourke Consulting)の2名の研究者をベトナム・カンボジアの2カ国に派遣しました。2016年2月17日から24日にかけて、両名は各国の研究機関、文化遺産関連のNGO、政府部局等を訪問し、IRCIが作成した質問票を元に、…
2016年1月27日
メコン法整備支援ワークショップを富山県で開催しました
2015年12月17日から19日まで富山県民会館にて、「大メコン圏における無形文化遺産に関する法制度研究」事業の第二回ワークショップを開催、8ヶ国から23名の専門家が参加しました。 このプロジェクトは、2014年度から2016年度までの研究プロジェクトとして、IRCIが実施するものです。いまだ無形文化遺産の保護の法的枠組みが整備されていない、社会的・経済的・政治的な枠組みが異なるメコン地域の諸国において、行政官や関係機関から聞き取りなどの現地調査と分析を行い、現地専門家とともに対応策を考える還元…
2016年1月26日
マッピング事業国際専門家会合をビシュケク(キルギス共和国)で開催しました(2015年12月)
IRCIは、2015年12月8日から9日まで、キルギス共和国の首都ビシュケクにおいて、「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」事業の国際専門家会合を開催しました。この会合には、オブザーバーも含め、アジア太平洋地域の11か国から17名が参加しました。 この事業は、IRCIがその研究事業の中核として2013年度から実施しているものです。IRCIは、この会合に先駆けて、アジア太平洋地域の17か国を対象に各国の研究者や研究機関と連携し、無形文化遺産の保護に関する調査研究についての文献調査と現状把握…
2016年1月22日
報告書・出版物を更新しました
IRCIウェブサイトの報告書・出版物を更新しました。 2013年1月に実施した国際研究集会の報告書「2013 IRCI Meeting on ICH Evaluating the Inscription Criteria for the Two of UNESCO’s Intangible Cultural Heritage Convention (Final Report)」(英語のみ)、及び2013年10月に実施した東ティモールの行政官向けスタディツアーの報告書「2013 Study T…
2015年12月24日
IRCIの研究事業強化のため、研究者がメコン圏の3カ国を訪問しました。
「大メコン圏における無形文化遺産に関する法制度研究」をはじめとするIRCIの研究事業における協力機関との連携強化と情報収集のため、IRCIはSusan McIntyre-Tamwoy氏(Archaeological & Heritage Management Solutions)とKatie O’Rourke氏(Katie O’Rourke Consulting P/L)の2名の研究者をミャンマー・ラオス・タイの3カ国に派遣しました。2015年11月2日から10日にかけて、両名は各国の大…
2015年12月24日
竹園東中学校(つくば市)で講演を行いました。
2015年11月21日、つくば市の竹園東中学校に大貫美佐子IRCI副所長が講師として招かれ、生徒を対象に「世界史からみたルーブル美術館と世界遺産条約」と題した講演を行いました。大貫氏がこの学校に招かれ講演を行うのは、今回で2回目です。講演のなかで、大貫氏はIRCIの様々な活動についても紹介しました。
2015年10月22日
第四回IRCI運営理事会が開催されました。
第四回IRCI運営理事会は、2015年9月25日、アゴーラリージェンシー堺にて開催されました。運営理事会には、理事8名の出席に加え、外務省やパラオのベラウ国立博物館館長、中韓の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリ2センター(ICHCAP, CRIHAP)など7つの組織から13名が陪席しました。 今回の理事会では、以下の項目が重要な議題となりました。 1. 2014年度事業の報告、2014年度決算の承認、及び2015年度予算の再確認 2. 新規中期計画(2016-2020年度)の審議と承認 3. …
2015年8月26日
無形文化遺産分野で活動するユネスコカテゴリー2センターの第3回調整会議に参加しました。
IRCIは、2015年7月6日-8日に中華人民共和国貴州省貴陽市で開催された、無形文化遺産分野で活動するカテゴリー2(C2)センターの第3回調整会議に参加しました。この会議は、無形文化遺産分野のC2センターの活動を調整し、センター間及びユネスコとの連携を促進するために、ユネスコ無形文化遺産課が毎年開催しています。今年度の会合は中国C2センター(CRIHAP)が共催し、ヨーロッパ、アジア、南アメリカの6センターから代表が集まりました。IRCIからは荒田明夫所長と児玉茂昭アソシエイトフェローが出席し…
2015年8月26日
IRCIの評価報告書がユネスコのウェブサイトに掲載されました。
IRCIはユネスコのカテゴリー2センターとして、2014年12月にユネスコの委託による外部評価を受けました。その評価報告書「Review of the International Research Centre for Intangible Cultural Heritage in the Asia Pacific Region (IRCI)」が2015年5月、ユネスコに提出され、ウェブサイトから閲覧できるようになりました。この報告書では、IRCIの機能、設立以来の活動の効率性や妥当性がユネスコ…
2015年8月25日
ベトナム民族学博物館の代表団がIRCIを表敬訪問しました。
2015年6月30日、ベトナム民族学博物館館長Vo Quang Trong博士とPham Thi Thuy Chung研究員が、IRCIを表敬訪問しました。ベトナム民族学博物館とIRCIは、双方の活動についての情報を共有し、今後の協力について話し合いました。
2015年7月3日
東京シンポジウム「文化遺産を考える」に参加しました。
IRCIは、2015年5月20日に東京国立博物館平成館大講堂にて行われた、標記シンポジウムに参加しました。このシンポジウムは、堺市と独立行政法人国立文化財機構の共催によるもので、荒田明夫IRCI所長がパネリストとして出席しました。 このシンポジウムには約250人が参加しました。また、ロビーではIRCIの活動を紹介するパネルが展示されました。
2015年6月10日
バングラデッシュ国際母語研究所の代表団がIRCIを表敬訪問しました。
2015年4月6日、国際母語研究所所長Aruna Biswas博士をはじめとする3名の代表団が、IRCIを表敬訪問しました。国際母語研究所代表団とIRCIは、双方の活動についての情報を共有し、今後の協力について話し合いました。
2015年6月10日
「コミュニティ主導の無形文化遺産保護の方策のひとつとしてのドキュメンテーションに関する集中ワーキングセッション」を開催しました。
IRCIでは、2011年度より「コミュニティによる保護活動のツールとしての無形文化遺産のドキュメンテーション」プロジェクトを実施してきました。その最終年度の総括として、2015年3月16日に東京にてアクションプランと映像が未完成であった東ティモールの専門家を招聘し、ワーキングセッションを行いました。このセッションには、オブザーバーとしてスリランカと日本から参加した行政官及び無形文化遺産の継承者を合わせて、9名の参加者がありました。 このプロジェクトについては、専門家として事業にかかわったライデン…
2015年6月10日
堺市が主催する無形文化遺産関連の公開セミナーで講演を行いました。
IRCIでは、堺市が実施する市民向け事業への協力をとおして、無形文化遺産の普及に努めています。その一環として、2015年2月21日、堺市主催の第10回無形文化遺産理解セミナーにおいて、IRCIの荒田明夫所長が「ユネスコ無形文化遺産条約とIRCIの歩み」と題して講演を行いました。 このセミナーは堺市博物館にて開催され、約70人の市民が参加しました。
2015年3月25日
「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」プロジェクトの国際専門家会合を開催しました。(2015年1月)
「無形文化遺産の保護に関する研究のマッピング」事業の一環として、2015年1月26日-27日にイスラム美術館(マレーシア)の協力のもと、クアラルンプールにて国際専門家会合を開催しました。この会合には、アジア太平洋各地から10名の無形文化遺産専門家が参加しました。会議では無形文化遺産保護の現状や諸問題について、各国の事例に基づいた報告があり、活発な議論が行われました。 (本プロジェクトは、2014年10月1日のIRCI第3回運営理事会で承認された事業計画に基づいて実施されました)
2015年3月25日
「ベトナム・ドンホー版画を事例とした無形文化遺産の活性化におけるコミュニティセンターの役割についての研究ワークショップ」を開催しました。
2015年1月27日-28日にベトナム文化芸術研究院(VICAS)との共催で、バクニン省及びハノイにて “Workshop on the Roles of the Community Centre in ICH Revitalization: A Case Study of Dong Ho Woodblock Printing” を開催しました。この研究ワークショップには、ドンホー木版画の技術継承者10名と、ベトナム及び日本からの研究者など30名が参加しました。参加者はドンホー村で木版画の現地調…
2015年1月15日
「東南アジア地域の無形文化遺産に関する法制度研究のためのワークショップ」を開催しました。
2014年12月19日-20日に九州大学法学研究院協力のもと、箱崎キャンパスにて “IRCI 1st Workshop on the Study of Legal Systems Related to Intangible Cultural Heritage in Southeast Asia” を開催しました。このワークショップは、「大メコン圏及び周辺地域における無形文化遺産に関する法制度研究」事業の一環として実施したもので、東南アジア各地から13名の研究者及び行政官が参加しました。河野俊行教…
2015年1月15日
竹園東中学校(つくば市)で講演を行いました。
2014年12月20日、つくば市の竹園東中学校にIRCI大貫美佐子副所長が講師として招かれ、生徒を対象に「世界遺産条約と日本の貢献」と題した講演を行い、IRCIの活動についても紹介しました。
2014年11月28日
第三回IRCI運営理事会が開催されました。
第三回IRCI運営理事会は、2014年10月1日、堺市博物館にて開催されました。運営理事会には、理事の出席に加え、外務省や中韓の無形文化遺産に関するユネスコカテゴリ2センター(ICHCAP, CRIHAP)などが陪席しました。 今回の理事会では、以下の項目が重要な議題となりました。 1. 2013年度の事業・決算の報告と承認 2. 2014年度の事業・予算の報告と承認 3. 2015年度の事業計画・予算の審議と承認
2014年11月10日
スリランカで「危機に瀕する伝統的手工芸の研究」プロジェクトの現地調査を実施しました。
「危機に瀕する伝統的手工芸の研究」プロジェクトの一環として、 2014年9月17日-18日に、大貫美佐子IRCI副所長・児玉茂昭アソシエイトフェローの2名が、スリランカのコロンボを訪問しました。伝統工芸省、文化芸術省などの4名の大臣や次官等と会合をもち、2013年度の調査でまとめたレコメンデーションを元に、今後の調査研究の方針について活発な意見交換を行いました。 (本現地調査は、2013年10月の第2回運営理事会で承認された事業計画に基づいて実施されました)
2014年9月25日
IRCIが 「研究データベース」を公開しました。
第二回運営理事会で承認された「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する調査研究の把握と検討」事業の一環として、IRCIでは、アジア太平洋地域における無形文化遺産の保護についての研究のウェブデータベースを構築してきました。 このデータベースでは、アジア太平洋地域の無形文化遺産の保護を専門とする機関や研究者、出版物を簡単に検索することができます。 データベースにはこちらから、またはメニューの「研究データベース」タブからアクセスできます。 IRCIでは今後データベースの拡充に努めます。また皆様…
2014年8月25日
タイ文化省文化振興局代表団がIRCIを表敬訪問しました
平成26年(2014年)5月16日、タイ王国文化省文化振興局次長Dumrong Thongsom氏を代表とする18名の代表団が、IRCIを表敬訪問しました。代表団とIRCIは、双方の活動についての情報を共有し、今後の協力について話し合いました。
2014年7月2日
「無形文化遺産の記録と活用に関するワークショップ」を開催しました。
IRCIは、2014年2月4日-6日に東京国立博物館において“2nd Workshop for Young Film Makers for ICH Video Documentation”を開催しました。このワークショップは、2013年2月に鶴岡で開催したワークショップ “Workshop on Intangible Cultural Heritage Documentation as a Tool for Community’s Safeguarding Activities”を受けて、そのフ…
2014年7月2日
国際専門家会合「アジア太平洋地域における無形文化遺産保護に関する調査研究の把握と検討」を開催しました。(2014年2月)
IRCIでは、第二回運営理事会で決定された事業計画に基づき、「アジア太平洋地域における無形文化遺産の保護についての研究のマッピング」プロジェクトを推進しています。このプロジェクトは、同地域における無形文化遺産の保護に関わる研究を調査し、また研究上の重要な課題についての議論を深めていくことで無形文化遺産の保護を促進することを目的にしています。 本プロジェクトの平成25年(2013)度の事業として、平成26年(2014)2月19-20日にタイのユネスコバンコク事務所で、13名のアジア太平洋地域の無形…
2014年7月1日
無形文化遺産保護に関する法制度の強化を目指し、ラオス、カンボジアに法学専門家チームを派遣しました。
無形文化遺産の保護には法制度が重要な役割を果たします。効率的な保護の仕組みづくりは、政府が無形文化遺産の保護に十分な予算や人員を充てることが難しい開発途上国にとって重要な課題です。また、2003年条約の批准国は、条約の原則に見合った国内法制度を整える必要があります。 法制度の充実に向けた取り組みを支援するため、IRCIでは、平成25年(2013)10月の第二回運営理事会の決定に基づき、「大メコン圏における無形文化遺産保護に関する法制度調査」プロジェクトを立ちあげ、平成26年(2014)1月にラオ…
2014年3月31日
東ティモール行政官が日本の無形文化遺産の事例を視察
IRCIは、東ティモール政府及びユネスコジャカルタ事務所の要請により、日本における東ティモール行政官向けの無形文化遺産スタディツアーを企画、実施しました。この企画は、当初IRCIの中期計画(2013-2015)にはありませんでしたが、IRCIの活動ミッションの一つに、「危機に瀕する無形文化遺産の保護」があること、緊急を要する案件であることから、IRCIの平成25年(2013)の運営理事会で承認され、10月22日から26日までの5日間受け入れ、実施したものです。 生きた文化遺産の展示や保護の取り組…
2014年3月28日
アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)第二回運営理事会
平成25年(2013)10月21日、京都にてIRCIの第二回運営理事会が開催されました。運営理事会では、ユネスコやユネスコ加盟国の政府代表なども出席し、国際的な視点からIRCIの中長期計画、プロジェクト、予算などが厳しく審議されます。今回の運営理事会には、9名の理事だけでなく、外務省や国立文化財機構本部などからもオブザーバーを迎えました。今回の理事会では、次のようなことが議題になりました。 助言組織の改革 アジア太平洋地域のさまざまな地域出身の専門家の知識や経験を活かせるように、定員を増員し、新…
2013年1月24日
IRCIの会合とフォーラムに関する2つの最終報告のアップロード
以下の会合とフォーラムのレポートがIRCIのウェブサイトにアップロードされました。 The First Intensitive Researchers Meeting on Communities and the 2003 Convention: “Documentation of Intangible Cultural Heritage as a Tools for Communitiy’s Safeguarding Activities” The First ICH-Researchers …
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