持続可能な開発目標(SDGs)
無形文化遺産の持続可能な開発への貢献に関する研究-持続可能なまちづくりと無形文化遺産(2022~2024年度)
SDGsのターゲット11.4は、文化遺産や自然遺産の保護の強化が持続可能なコミュニティやまちづくりに繋がることを謳っていますが、ここでいう文化遺産は概して有形の遺産と捉えられがちです。しかし、持続可能なまちづくりには、地域の人々が世代を越えて培ってきた様々な伝統的知識や文化的実践も重要な役割を果たします。
そこで、本事業では、アジア太平洋地域において有形文化遺産や文化的景観を有する地域を調査対象として、そうした地域における無形文化遺産の現状と持続可能なまちづくりへの貢献について、各地の研究機関・研究者と連携して事例研究を行います。調査過程やワークショップ、シンポジウム等を通じて、有形と無形の文化遺産の統合的保護の可能性についても議論しつつ、持続可能なまちづくり活動の活性化を図ります。また、日本国内における無形文化遺産のまちづくり・地域づくりへの活用事例についても積極的に発信していきます。
本事業により、文化的景観を維持・継承する上での無形文化遺産の重要性が政府関係者、地域住民等に広く認識され、地域の文化遺産保護・活用計画の発展につながることが期待されます。また、有形・無形の文化遺産の統合的保護についても議論の進展が見込まれます。
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